【K-1 加藤虎於奈】新たに挑む“KRUSH王座”への道

――では、今回もその3勝した時の焼肉屋に食べに行くわけですね!

加藤そうしよう、とは思っていたんですけど…。今回は別の焼肉屋に行こうと思っていて(笑)。 

――え!?(笑)。そこはゲンを担いで3勝した焼肉屋に行った方がいいんじゃないですか?

加藤実は、別の美味しい焼肉屋を見つけてしまったんです(笑)。どうしても美味しいお店を追求してしまうんですよね。だからといって、焼肉屋を言い訳にはしません。美味しいお肉を食べてしっかりと力をつけ、勝利を目指していきます。 

――期待しております! やはり、兄・レオナ選手が9月にチャンピオンになったことで、ベルトへの意識は高まりました?

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加藤そうですね。正直なところ、これまで「ベルトが欲しい」という欲はなかったんです。けど、こんなに近くでベルトを見せられたら、やっぱり欲しくなっちゃいますね(笑)。 

――トレーナーの方から「兄を前座にして、自分のタイトル戦をやりたい」と加藤選手が言っていたと伺いました。

加藤それは実現したいですね。今回は兄がメインで、僕はセミファイナルですが、いずれ逆パターンでやりたいと思っています(笑)。

――それを実現するために、現ウェルター級チャンピオン・木村“フィリップ”ミノル選手のベルトに早く挑戦したいですよね。

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加藤はい。牧平選手に勝ったら、すぐに木村選手に挑戦させて欲しいです。ここで別の選手と戦って負けてしまうと、ベルトが遠退いてしまうので。勝った勢いそのままに、木村選手に挑んで奇跡を起こしたいですね(笑)。 

――それでは最後に、来年の目標を聞かせて下さい。

加藤まずは兄とのチーム「TEAM TOP ZEROS」で全勝したい、という目標があるので、それを達成したいですね。個人的な目標としては、前述の通り、やはりベルトを獲ること。

だから牧平選手に勝ってチャンピオンへの挑戦権を得ることは大前提だと思っています。ベルトを勝ち取り、兄と共にどんどんメディアに出て、「TEAM TOP ZEROS」や「LARA TOKYO」、そして格闘技界を盛り上げていきたいです。
<おわり>

取材・文/大楽聡詞
編集・写真/佐藤主祥

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