【プロレスリングWAVE GAMI】女子プロレスの未来について(中編)

――「スローモーション」を観て、「コミカル」という言葉が腑に落ちました(笑)。ところで2010年 地元・大阪で「OSAKA女子プロレス」を旗揚げしました。これはWAVEとは全く別ですか?

GAMI:WAVEとは別です。大阪でプロレス好きの人がいて、私はプロデューサーとして関わっていました。その後、2011年プロレスリングWAVEの新会社「ZABUN」を設立し、OSAKA女子の下野佐和子と相談し、2012年「ZABUN」にWAVEだけではなくOSAKA女子が入り、1つの会社の中に2つのプロレス団体が入る形になりました。

――そして2013年に引退、正直まだまだリング上で活躍できる気がしますが、引退したキッカケはなんでしたか?

GAMI:正直、裏方の仕事の方が楽しくなったからです。その時期、「歌舞伎町でお店やりませんか?」とか、いろいろな話が舞い込んできたんです。当時はスタッフ含め20人くらいいましたね。

いろんなことをやり始めて、やったらやっただけ結果もついてきた。新人も入ってきた。ただ一つ、どうしてもやりたかったことがあった。それは男子レスラーを育てること。それが後藤恵介でした。

だから未だに「男子レスラー募集していませんか」と問合せを頂きますね。「女子団体なので、現在は募集していません」と言いますけど(苦笑)。

――EXILEのHIROさんがパフォーマーとしての活動を引退しプロデュース業に徹した時と似ていますね。時期も同じ2013年。

GAMI:私がレスラーとしてリングに上がり続けることは出来たと思います。ただレスラーをやりながら社長業も続けていたら、どこかで限界がきていたと思います。

――引退するタイミングとしては2013年がちょうど良かったんですね。

GAMI:いや、ちょっと早かったかもしれないけど(苦笑)。でも、あの時は「引退」を決断しました。引退試合の準備に1年半も時間をかけたしね(笑)。
<後編に続く>

<インフォメーション>
プロレスリングWAVEの試合情報はプロレスリングWAVEのWebサイトをご確認ください。

文・編集/大楽聡詞
写真提供/プロレスリングWAVE

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