当時、MAOは「あの殺傷力はふだんDDTにいたら、なかなか味わえない」と、町田との猛烈な打激戦による死闘を語った。
DDT UNIVRESAL王座は、2019年12月29日に海外戦略の一環として世界各国に広く挑戦者を求めてシングル戦線の活性化を目的に創設された。
2020年2月23日後楽園ホール大会で竹下幸之介を対戦相手に初代王者に輝いたのは、クリス・ブルックス。
MAOは、2022年3月両国国技館大会で第5代王者佐々木大輔からベルトを奪取し初戴冠。25歳1か月の最年少戴冠記録保持者である。
2023年11月12日両国国技館にてマット・カルドナから王座奪還を果たし、DDT UNIVERSAL王座2度目の戴冠に成功。第12代王者となった。
11月19日大阪大会、元CMLLのルチャ戦士デムースを退け、初防衛に成功。その後、「D王 GRAND PRIX 2023」開催の最中、クリス・ブルックスを対戦相手にDDT UNIVERSAL王座戦が緊急決定。12月3日新宿大会でMAOがリングアウト勝ちを収め王座V2達成。
12月31日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスで開催されたCircle 6『BARROOM BLITZ』にてスパイダー・ネイト・ウェブを相手にUNIVERSAL王座3度目の防衛に成功。
今年に入り1月21日品川大会、難敵のブライアン・キースとの激闘を制し、4度目の防衛を果たした。
そして、MAOの5度目の防衛戦に名乗りを上げたのが、町田光。
町田は「去年、『しゅんまお』に負けて。正田（壮史）選手、平田（一喜）選手に負けてしまい、生き残ることができなかった。これで終わっていいのかなと考えたとき、やり残したことがあるなって。MAO選手との一騎打ちだと思いました。戦ったとき、MAO選手の掌底と僕のパンチ、蹴り合ったとき、僕自身、魂が震えました。もう1回、魂を揺さぶるような戦いをやりたいと思います」と熱い想いを語った。
町田の挑戦を受けて、MAOは「町田さんのすごいところは心ですね。体格は見ての通り、俺のほうが大きいけど。心が本当にすごい。あの度胸、この度胸、俺の度胸のほうが勝っていればいい。俺も度胸で勝負します」と意気込みを語った。
「2月の後楽園。みんな知ってる？（チケットが）完売して、（武知海青デビュー戦で）いっぱいプロレスを知らない女の子が来るんだよ。そいつらを俺たちが全員ドン引かせてやるからな。全員プロレス怖いと思うくらい、俺と町田光が殴り合う。最後に立っていた方がこのベルトを獲る。それだけでしょ。どっちかがぶっ壊れるまで殴り合いしましょうや」と、MAOの発言でもわかるとおり、壮絶な闘いが繰り広げられるのは想像に難くない。
大会名：Into The Fight 2024
日時：2024年2月25日(日) 開場10:30 開始11:30
会場：東京・後楽園ホール
■対戦カード
○武知海青デビュー戦～スペシャル6人タッグマッチ
上野勇希＆勝俣瞬馬＆武知海青 vs 遠藤哲哉＆岡谷英樹＆正田壮史
○DDT UNIVERSAL選手権試合
＜王者＞MAO vs 町田光＜挑戦者＞
※第12代王者5度目の防衛戦。
○スペシャルシングルマッチ
HARASHIMA vs To-y
○スペシャル6人タッグマッチ
男色ディーノ＆大石真翔＆大鷲透 vs 平田一喜＆土井成樹＆青木真也
○樋口和貞＆ヨシ・タツ vs 納谷幸男＆瑠希也
○佐々木大輔＆KANON with MJポー vs 彰人＆高尾蒼馬
○クリス・ブルックス＆高梨将弘＆アントーニオ本多 vs 飯野雄貴＆夢虹＆イルシオン
＜インフォメーション＞
2.25後楽園ホール「Into The Fight 2024」DDT UNIVERSAL選手権試合＜王者＞MAO vs 町田光＜挑戦者＞、第12代王者5度目の防衛戦が行われます。
その他、注目すべき対戦カードが盛りだくさん！詳細は、詳細はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください。
◆今大会はプロレス動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で完全独占生中継いたします。特別ゲスト解説として「BALLISTIK BOYZ」のメンバー、松井利樹さんが来場します。
視聴には会員登録が必要です。月額900円（税込）でDDTの生中継、過去動画など全てのコンテンツが見放題となります。また現在、新規会員の方は1週間の無料トライアルキャンペーンを実施しております。
・登録方法
https://support.wrestle-universe.com/hc/ja/articles/4405526572185
・視聴URL
https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/bi7yFuBJ2dmduq1PCaUpwQ
文／黒澤 浩美
写真提供／DDTプロレスリング
