【試合結果 11.5センダイガールズ】岩田との王者対決はSareeeに凱歌!試合後、橋本に雪辱を誓う。

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センダイガールズ、今年最後のビッグマッチが11.5後楽園で開催。メインインベントは第13代センダイガールズワールドシングル王者・岩田美香とBEYOND THE SEA SINGLE王者・Sareeeのシングルマッチがノンタイトル戦で行われた。

2015年7月、アジャ戦でデビューした岩田美香(27)。デビュー当時は仙女初の美人レスラー’美仙女’と呼ばれていた。2019年6月より首の負傷のため長期欠場。2020年11月22日に復帰。2023年9月18日、ミリー・マッケンジーの持つセンダイガールズワールドシングル王座に挑戦。見事、勝利し第13代王者に輝く。

対戦相手のSareee(27)は2011年4月デビュー。相手は仙女の里村明衣子。2021年3月からWWEに参戦。2023年5月16日に国内復帰。そして8.25後楽園、中島安里紗を破りBEYOND THE SEA SINGLE王座を戴冠した。

試合はロックアップからスタート。序盤の力比べは五分五分。

Sareeeはリーバスインディアンデスロックから鎌固めで岩田を攻める。フィッシャーマンズスープレックスは岩田がカウント2で返す。

トップロープからミサイルキックを放つSareee。そしてダイビングフットスタンプで岩田を追い詰める。Sareeeの裏投げを交わすと岩田はキックのコンビネーション。

最後は「この技を返されたことがない」と語るリストクラッチ裏投げが岩田に決まりSareeeが勝利した!

▼メインイベント シングルマッチ 30分一本勝負
○Sareee vs 岩田美香● (10分28秒 リストクラッチ裏投げ)

Sareeeは「やっぱり(岩田は)仙女の顔じゃない。仙女の顔は橋本千紘だ」とバッサリ。「でも、私たちシングルチャンピオン同士、倒さなければいけない相手がいる。私たちは橋本千紘を超えていない。だからお前も橋本を倒せ。そしたらシングマッチやろうよ。お前には一生負けないから」と檄を飛ばした。

ここで橋本が姿を現し「ハッキリ言うよ。Sareeeも岩田も橋本千紘を超えられない。お前ら手先だけでやっていて技術がない。お前はただのカワイイ女子プロレスラー、それだけ」と言い放つ。Sareeeは「いやいや、お前は私が1番嫌なことを言ってくれた。後悔させてやる!」と怒りを露わに。

すると橋本は「技術も備わってないけど心技体の全部が備わっていない。そんなことを言われてすぐカーッとなるチャンピオンは嫌だなあ」と火に油をそそぐ発言。そしてファンに「女子プロレスを私が引き上げていく」としっかり約束した。

Sareeeはバックステージで「結果は想像通りでした。タイトルマッチではなかったけど、私はタイトルマッチと同じ勢いで臨んだ。もちろん以前と比べて彼女は強くなった。でも私は彼女以上に強くなっている。ライバルとしてどんどん上に上がってきてもらわないと困る。これからが楽しみですね」と岩田にエールを送った。

そして「橋本千紘とシングルマッチで戦える日を楽しみにしてます。私に興味ないと言ってたけど、呼んでもないのにリングに上がってきた。今度は私がリベンジする番。いつでもやってやります。『ただのカワイイ女子プロレスラー』とか言われましたけど、私が一番言われたくない言葉を、まさか橋本千紘に言われると思ってもいなかったので、正直ショックというか。とにかくシングルで戦いたいです」と雪辱を誓った。

岩田は「この負けはしっかり受け止めます。私自身この負けは無駄じゃないと思っていますし、ベルトを持ったからといってトントン拍子で行くとも思っていない。今回の負けは今回の負け。折れることなく、また成長した岩田美香をぶつけたいと思います。あとリングを降りた時、橋本に『なに負けてんだよ』と言われました。それは一番私が思ってんだよ。私は私の力で、橋本千紘でもDASHチサコでもない岩田美香の形で、しっかりチャンピオンとしての道をまたここから切り開いていきます。今日の全てを私の糧にしてベルトの価値を上げていきたいと思います。無駄じゃない。今日の負けは絶対無駄じゃないです」と力強く語った。

<インフォメーション>
11.11札幌イーワンスタジアム、5年ぶり札幌に上陸するセンダイガールズ。メインイベントはセンダイガールズワールドタッグ選手権試合。王者’チーム200キロ’橋本千紘&優宇組にVENY&レナ・クロス組が挑む!詳しくはセンダイガールズWEBサイトをご覧ください。

取材/まるスポ編集部

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