【アイガー独占インタビュー】誕生して20年、9月10日後楽園で昇華!

目次

この世に悲しみが多い為、その悲しみがエネルギーとなり異次元より突然変異。2003年8月、アイガー山脈の陰よりアメーバー状の生体として突如発生。その後、細胞分裂を繰り返し、驚異の生命体「アイガー」が誕生した、と言われている。そのアイガーが9.10後楽園で昇華。昇華とは固体が液体の状態を経ずに直接気体に変わる現象のことをいう。リング上で数々の闘いを繰り広げ、プロレスファンに恐怖を与え続けた。まるスポは、9.10昇華試合を前にアイガーに取材を敢行!しかし通常、アイガー語は人間には理解不能。そこで今回アイガーの通訳として長年の好敵手・旧姓・広田さくらに同席してもらった。

今回、通訳してくれた旧姓・広田さくら選手(左)と9.10昇華試合を行なうアイガー(右)

――今回、アイガー選手が9.10に昇華される噂を伺いました。しかし私たち人間には意味不明です。そこでアイガー選手の言葉を通訳いただくのが、長年リング上でぶつかり合ってきた旧姓・広田さくら選手です。宜しくお願いいたします。

広田:私は幾度も戦いを重ね、いつの間にかアイガーの言動を理解できるようになりました。今回は通訳として協力します。

――広田選手、宜しくお願いします。アイガー選手は自然発生ということですが、どのような状態だったのでしょうか?

アイガー:アイガー…サミシイ、ウマレター、モゲェ~

広田:あっ~なるほど。「自然発生だ!もともとアイガー山脈の陰よりアメーバー状の生体として突如発生したんだ。お前は2003年、どんなことがあったか覚えているか?」と。

――2003年ですか?たしか中国各地で重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行。3月には大和銀行とあさひ銀行が合併し「りそな銀行」に。あとアメリカがイラク戦争に踏み切りました。そしてテツandトモの「なんでだろう~」が流行語大賞になりましたよ!

アイガー:コンブガウミノナカデ、ダシガデナイノ…ナンデダロウ、モゲェ~

広田:えっ~と、「2003年は、周りで悲しみや悩みなどが多く、溢れていた。特に風間ルミ選手引退の…悲しみも一つの原因。いつもあるものが、突然なくなり、前進しなければならない不安など…悲しみが塊となりアイガーが生まれた」ということです。そっか、その悲しみが集まったものがアイガーなんだな。

――今回、9.10後楽園のリングでアイガーは、昇華されます。もう2度と姿を現さないのでしょうか?

アイガー:ニジュウネン・・・モゲェ~

広田:「アイガーが誕生して、今年で20年。当時、開園20周年だった東京ディズニーランドが、今年で40周年。時の流れは残酷なもんだよ。アイガーは9.10後楽園のリングで昇華される。そのあとは、みんなの心の中で思い出として生き続けるさ」と申しております。

1 2 3

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次