2023年初のビッグマッチが3.21大田区総合体育館で行われる全日本プロレス。3.14から始まった#ajpw ドリームパワーシリーズ。3.14新宿大会は土井成樹vsライジングHAYATOの世界ジュニア王座戦を始め、宮原健斗vs稲村愛輝(ノア)戦など平日にも関わらず多くのプロレスファンで新宿FACEは膨れ上がった。その2日後、3月16日に記者会見が開かれた。

3/21大田区総合体育館に向けた記者会見(YouTube)

3月21日大田区で三冠ヘビー級王座戦を闘う永田裕志と石川修司、世界タッグ王座戦を行う青柳優馬&野村直矢とノアの金剛・拳王&征矢学、そしてノアとの対抗戦に臨む宮原健斗&井上凌&安齋勇馬の3人が記者会見を行った。

最初は三冠ヘビー級選手権試合の会見、王者・永田裕志と挑戦者・石川修司。

石川は全日本のベルトが他団体等に流出していることを危惧し「まずは自分がベルトを取り戻し、戦いの中で『石川修司全盛期』であることを証明したい」と話した。

王者・永田は「しっかり石川修司を受け止めて返り討ちにして初防衛成功させたい」と抱負を語った。

2.19後楽園大会よりもコンディションが良いことを話し、前哨戦で3度戦った石川のことを「大きくて動ける選手」と讃えながら、タイトルマッチへの作戦も浮かびつつあることを口にした。

対する石川は3.21大田区で永田への挑戦が決まってからアルコールを絶っており、1ヶ月に13回と祝勝会で忙しい永田に怒りをぶつけたいと力を込めた。

続く世界タッグ王座タイトル戦、挑戦するノア・金剛の征矢学は「正式に世界タッグへの挑戦が決まったので、俺と拳王が第95代世界タッグ王者になります」と言葉少なに語った。

拳王・征矢組は3.19横浜大会でGHCタッグ王者に挑戦する。それを奪取した上で拳王は「GHCタッグ王者として、この(世界タッグ)ベルトを奪いにくる。そして第95代世界タッグ王者となり二つのベルトを統一、初代GHC世界タッグ王者になってやる」と宣言。

王者の野村直矢は「僕は全日本の所属ではありませんが、「ノムヤギ」には思い入れがあります。拳王選手と征矢選手には踏み台になってもらい、僕らが日本一のチームを目指します」とコメント。

青柳は「挑戦者の2人には3.19横浜大会でGHCタッグベルトを獲得してもらい、3.21でダブルタイトル戦を戦いたい。2人にはベルトを持参してもらいたいと思います」と話した。

その後、拳王&征矢組は先に退席。青柳はダブルタイトル戦で自分たちが勝利し、世界GHCタッグ王座(仮)の戴冠を約束。

そして最後にノアとの6人タッグ対抗戦に臨む宮原健斗&井上凌&安齋勇馬が登場。

冒頭、三人三様対抗戦への意気込みをコメント。そしてノアのマサ北宮よりメッセージが代読された。

そのメッセージを聞いた宮原は…

武藤敬司の引退試合のバックステージで、俺が『北宮光洋』の名前をわざわざ出したのか、あいつは何にも感じ取ってないな…

と呆れた様子。記者より「3.21大田区大会で希望する対戦相手は?」と聞かれると…

希望する選手?こっち(全日本)は宮原健斗が出てんだから、それなりのもの(選手)を用意しないとね。プロレスリング・ノアも顔が立たないだろう、俺に。プロレスリング・ノアは誰を用意するんでしょうね

…と宮原節全開。

果たしてノア選抜メンバー3選手は誰になるのか?マサ北宮は現れるのか?決戦まであと4日!

<インフォメーション>
3.21大田区総合体育館で行われる全日本プロレスのビッグマッチ。永田裕志(新日本)vs石川修司の三冠ヘビー級王座戦、青柳優馬&野村直矢(ノムヤギ)vs拳王&征矢学(ノア・金剛)による世界タッグ戦など明るく楽しく激しい戦いが期待されます!チケット情報等は全日本プロレスWebサイトをご覧ください

記事/まるスポ編集部

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