【DDTプロレス 上野勇希】お互いの主義主張を感じているからこそ高梨さんに勝ちたい!

――第4代DDT UNIVERSAL王者として最多連続防衛記録6回を持つ上野選手。上野選手にとってDDT UNIVERSALは「どんなベルト」ですか?

上野:前回、王者としてベルトを巻いていた時、「DDT UNIVERSALベルトが僕のレベルを引き上げてくれた」と感じました。あのベルトは歴史が浅いからこそ振れ幅もあり、まだまだ伸び代もあるベルト。今回戴冠したらベルトを引っさげて色々な場所で戦いたい。すごく楽しめるベルトだと思っています。

――DDT UNIVERSALのベルトは「世界各国に広く挑戦者を求め、国内のシングル戦線をさらに活性化するため新たなタイトル」として創設されました。再び戴冠した際のプランがあれば教えてください。

上野:前回、王者だった際はコロナも今より深刻で海外からの入国も制限された。だからベルトの理念である「世界各国に広く挑戦者を求める」ことができませんでした。

現在もコロナ禍であることは変わりないけど、会場で声を出せるまで戻ってきました。ですからDDT UNIVERSALの掲げられた意味を実現したいと思います。

高梨さんはタイのプロレスを活性化させようとしている。だから僕がタイトル を獲得した暁には、高梨さんの第二の故郷タイに呼んでもらったりするのも楽しそうですよね。

例えば、クリス・ブルックスとタイトル戦をするならば、結果はどうあれは、僕のことをクリスの故郷イギリスに呼ばなければいけないとか(笑)。僕はベルトを賭ける、挑戦者は故郷での防衛戦を誘致する、みたいな楽しみ方で様々な国で試合をするのも面白いですよね。日本や海外問わず、様々な国のレスラーと試合がしてみたい。僕は海外で試合をしたことがないので、DDT UNIVERSAL王者として海外で防衛戦もやりたい。

――それは上野選手ならではの発想ですね。最後に8.20大田区大会への意気込みを教えてください。

上野:DDT UNIVERSAL王座の挑戦者に指名してくれた高梨さんの想いが嬉しいし、それ以上に高梨さんに勝ちたい。

チャンピオンになりベルトの理念通り「世界規模」で楽しみます。まずは高梨さんに勝ってタイ遠征も目指したいです。

<インフォメーション>
DDTプロレスの最新情報はDDTプロレスリング公式サイトをご覧ください
また試合は動画配信サービスWRESTLE UNIVERSEで生配信されます

上野勇希Twitter
上野勇希 Instagram

取材・文・編集/大楽 聡詞
写真提供/DDTプロレスリング

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