86キロの藤田が115キロの王者ウルフをジャーマンスープレックスで撃破
10日、新日本プロレスは東京・後楽園ホールで「Road to DESTRUCTION」を開催。メインイベントでNEVER無差別級王者・ウルフアロン&タイチ組が、大岩陵平&藤田晃生組と対戦し、藤田が王者・ウルフから直接3カウントを奪った。
前日の後楽園大会で激しく衝突し、藤田から「プロレス好きじゃねえだろう」と挑発されたウルフ。試合前から藤田はウルフに襲い掛かり、客席へ投げ飛ばされるなど、場内は荒れた空気に包まれる。
ゴング後、両者はエルボー、張り手、逆水平チョップを真正面からぶつけ合う。ウルフは払い腰、一本背負い、馬乗りでのエルボー連打と柔道仕込みの迫力で押し込む。中盤以降も肩固めで藤田を追い詰めたが、藤田は執念でロープへ逃れる。

終盤、ウルフは一本背負いからアングルスラムを狙う。しかし大岩の介入で流れが変わると、バカまっしぐら(ヘッドバット)から最後はジャーマンスープレックスホールドを決め、NEVER王者を沈めた。
試合後、藤田はベルトを掲げ、「今日の結果でノーは言わせない」と挑戦を要求。バックステージでも「ジュニアがヘビーをぶっ飛ばせることを証明した」と胸を張った。ウルフはタイチの肩を借りて引き揚げ、ノーコメント。ジュニアの枠を超えたこの一勝で、タイトル戦への運命の歯車は動き出した。
