佐々木大輔(右)を下し、DDT UNIVERSAL王座の初防衛を果たした田口隆祐
30日、DDTプロレス・後楽園ホール大会でDDT UNIVERSAL選手権が行われ、王者・田口隆祐(新日本プロレス)が佐々木大輔を破り、初防衛に成功した。
田口は8.11のDDT両国国技館大会で須見和馬を破り、第22代王者に戴冠。この日は“カリスマ”佐々木を相手に序盤からじっくりとした攻防となると、佐々木は田口の左ヒザに狙いを定めて試合を支配。場外戦も交えながら追い込んだが、田口も得意のヒップアタックや足関節技で反撃した。
終盤は互いに丸め込みや切り返しを連発する目まぐるしい展開となったが、最後は田口がクロス式のアンクルホールドで佐々木からギブアップを奪った。

試合後、次期挑戦者として現れたのは、なんとアントーニオ本多。本多は自身のバンドの曲を田口の息子さんが愛聴し、交流があることを明かすと、「絶対にお前を倒して、その素敵なベルトを息子さんと祝ってやる。ベルトを持ちながら息子さんとチェキ撮ってやる」と宣戦布告した。
すると田口も「たしかに本多さんとチェキ撮ったほうが息子は喜ぶでしょう。私と一回もチェキ撮ったことないのに喜ぶでしょう。私が勝って、息子とチェキを撮ります」と応戦。9.21後楽園ホール大会で両者のタイトル戦が正式決定した。
しかし、その日は新日本プロレスの北海道ツアーと日程が重なる。田口は「ススキノが私を呼んでいます。しかしススキノを蹴ってDDTに来ます!」と言い切ると、会場から拍手が起こった。
バックステージで田口は佐々木との初防衛戦を「正々堂々攻防ができた。そのうえでベルトを防衛できたことは満足」と振り返った。さらに本多について「新日本プロレスの中で“アントニオ”を取る名前はちょっと切っても切れない関係ですから、いつ何時誰の挑戦でも受ける」と語り、猪木イズムをのぞかせた。
新日本の“ファンキーウェポン”がDDTで歩み始めた王者ロード。次戦はベルトだけでなく、意外な縁まで絡んだ異色のタイトルマッチとなる。
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