8月11日両国大会で、約2年ぶりのKO-D無差別級王座戦に挑む上野勇希(左)とMAO
7・26後楽園での前哨戦で上野にギブアップ負けしたMAOは「あの時は本当に負けたし、もう 自分の意思で負けを認めましたけども。やっぱりその後、もう悔しくて、もう言葉も出せなくて。ゆっくりとしか歩くことができないぐらい悔しかったんですけど。
そこで1個負けを認めたことにより、よりあんな負け方をさせられといて、このままじゃ終われないという気持ちが強くなったんで。両国も結構そういう苦しい場面はいっぱいあるんですけども。これは冗談抜きで媚びてるわけでも何でもなく、応援されればさるほど調子乗って頑張れるんで、本当にみんなの応援があれば頑張れると思います」と話した。

戦前、MAOが「かつてのDDTは、HARASHIMA・KUDO時代、飯伏・ケニー時代、竹下・遠藤時代というものがあった中で、今はあくまで、まだ上野時代。この試合に勝つことで、上野・MAO時代する」という発言があった。
それに対し、上野は「僕たちが決めることではないというのが本当に一番で。MAOちゃんは分かった上で、だからこそ逆にハッキリと、今のDDTという流れを定めるために伝えるために出してくれた言葉だとは思うんですけど。僕からしてみれば、ベルトがあろうがなかろうが、MAOというレスラーはこのDDTのMAOであるということが、もしかしたら誰よりも伝わっているとも思うし。
だからベルトがなくも、みんなが感じてくれていれば、僕たちの時代だとも思うし、逆に MAOちゃんが言うようにベルトを獲ることで並べる。逆に言えば、僕がやっている 引っ張り続けている、背負っているというこの思いというのは、ベルトを獲るだけでは並べないよというような気持ちもありますね。
でも時代がどうとか、今の誰が背負ってるんだみたいなものは、本当は見てくれてる人がどう思うかというところが100%だとは思うのですが。少なくともMAOちゃんが上野の時代だと言ってくれるならば、それは甘んじて受け入れて、このまま進もうかなと思っています」と語った。
MAOが勝てば、KO-D無差別級王座初戴冠となるが「僕がやっぱり今まで無差別級に、自分から名乗りを上げるってことは本当に少なかったと思うんですけども。僕にとってはすごい重たいもんだと思ってたし。これがあることによって、MAOはちょっと自由に動けなくなるんじゃないかみたいなものをすごく感じてたんですけど。
今のMAOにはそういうものがないかなと思って。今巻いても 俺の足かせにはならない。むしろ俺がなんか新しい自由さを、このベルトに吹き込むことができるんじゃないかなって思ってて。MAOにはMAOの輝かせ方があるベルトだと思ってる。そういう自由なMAOらしいしチャンピオンになりたいです」と意欲を見せた。
