巨人の戸郷がキャリアワーストとも言える投球で炎上した(写真はイメージ)
巨人が大敗で首位浮上の絶好機をまたしても逃した。
9月15日のDeNA戦(横浜スタジアム)。先発を任された戸郷翔征が、まさかの2回9失点の大炎上でKOされた。
巨人は初回、平山功太の先頭打者本塁打で幸先良く先制。しかし、直後に戸郷がDeNA打線につかまった。
1死から牧秀悟に同点ソロを浴びると、連続四球などでピンチを拡大。失策も重なり、後続に連続タイムリーを許して初回だけで4失点を喫した。
悪夢はこれだけでは終わらない。
2回には先頭打者を失策で出塁させると佐野恵太に3ラン、続く筒香嘉智そして蝦名達夫にも本塁打を打たれ、1イニング3被弾と火に油を注ぐ結果に。
結局、わずか2イニングで4本塁打を含む7安打9失点。失策が複数絡み自責点は5だったとはいえ、自身ワーストとなる1試合4被弾の大乱調となった。
試合も巨人が2-13で大敗。負けられない試合が続く中、今季ワーストの13失点でDeNAに同一カード3連敗を喫した。
そして、この3連敗がより重くのしかかるのが首位・阪神の状況だ。
阪神も15日の中日戦に1-4で敗れ、今季ワーストを更新する泥沼の7連敗。12日の直接対決では巨人が1-0で勝利し、ゲーム差を0.5まで縮めていた。
ところが、阪神が中日に98年以来28年ぶりとなる甲子園でスイープされた一方、巨人もDeNAに3連敗。首位が7連敗と苦しみながら、その間に巨人も白星をつかめず、3日連続で首位浮上のチャンスを逃した。
阪神は自ら勝てない状況でも、巨人が敗れたことで優勝マジックを14まで減らしている。
試合終了後には左翼スタンドの巨人ファンからブーイングも飛ぶなど、勝負どころでの連敗に厳しい反応が向けられた。
また戸郷にとっても、今季は苦しいスタートから始まったシーズンだった。
2022年から3年連続で12勝を挙げ、24年には12勝8敗、防御率1.95をマーク。菅野智之の渡米後は巨人のエースと目されたが、25年は8勝9敗・防御率4.14と成績を落とした。
巻き返しを期した今季も開幕を二軍スタート。5月に一軍へ昇格すると、その後は復調気配を見せた。故障による途中離脱もあったが、今回の登板前まで11試合で4勝2敗・防御率2.10と数字を戻しつつあった。
優勝争いの最終盤で喫した今回の9失点、そして大敗が重くのしかかった巨人。守備でも3人が失策を記録するなど、悪い流れが続く。
残り試合が少なくなる中、エースの大炎上からチームは立て直し、首位争いに食らいつくことができるのか。正念場を迎えている。
記事/まるスポ編集部
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