2038年冬季五輪の長野招致提言に賛否(写真はイメージ)
2038年冬季五輪・パラリンピックの長野市への招致を求める提言書を長野青年会議所が23日、荻原健司市長に提出した。1998年大会から40年後の開催に向け、まちづくりや地域活性化に有効であると主張している。
同会議所の若麻績憲義理事長は、ビッグハットやエムウェーブなど既存の五輪施設を再利用できる点が強みだとし、当時の活気や感動を再びもたらしたいと訴えた。
提言を受け取った荻原市長は市としての意見は持ち合わせていないとしつつも、当時選手として出場した経験を踏まえ「私が考える方向性は近いものがある。状況を見ていきたい」と応じた。
この報道に対し、SNS上では「夢よもう一度ってか?」「大規模イベントで地域を元気にするなど時代錯誤」「負担は地元民に掛かる」「お金はどこにあるのですか?」「いまは違うんじゃないかな~」「イベントに頼らず身の丈に合った市政運営を期待」など、財政面や時代背景を懸念する声が目立った。
一方で「活気づいて街も元気になると思うので賛成」「絶対賛成。長野市の建築業界が潤う」といった経済効果を期待する声や、「長野、新潟、北海道、東北とか広域で招致することはできないか」という新たな提案もあった。また、近年の気候変動を背景に「賛成ではあるけど、雪は足りるの?」と現実的な問題を心配する声も上がっている。
冬季五輪の国内招致を巡っては、札幌市が不祥事による機運低迷で活動を停止している。今回の長野での新たな動きが今後どのように進展するか注目される。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
