サッカーW杯北中米大会で、移動日程が制限されているイラン(写真はイメージ)
現在開催中のサッカーW杯北中米大会で、イラン代表の移動日程が制限されている問題が波紋を広げている。イランサッカー連盟は19日、国際サッカー連盟(FIFA)に対し正式に抗議する方針を明らかにした。
米国との緊張関係やビザ問題を背景に、イランはベースキャンプ地をメキシコに設定。米国で行われるグループリーグ3試合の際、当初は試合の2日前に現地入りする計画だった。しかし米当局から、安全上の予防策として「試合の24時間前以降の入国と同日の出国」を求められたという。
15日のニュージーランド戦も前日入りを余儀なくされ、結果は2―2の引き分け。ガレノエイ監督は「最も不当な扱いを受けている」と不満を募らせる。連盟側は21日のベルギー戦前にも状況改善を求めたが却下された。
この報道を受け、SNS上ではファンから怒りや同情の声が殺到している。「抗議は当然」「移動制限は確かに不公平。平等な条件はW杯の基本」「当日出国は選手のクールダウンやコンディション調整の意味で厳しい」「選手やスタッフたちに罪はない」と、アスリートの体を気遣う声や「FIFAは解体した方が良いのではないか」「このようなアンフェアが許されていいのか」といった、組織の対応を疑問視する過激な声も相次いでいる。
政治的対立が選手の調整に暗い影を落とす中、FIFAが今後どのような判断を下すのか注目が集まる。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
