2025年8月30日、HARASHIMAを相手にデビューを果たした陽向。あれから9ヶ月の月日が流れた
◼️同世代の世界的な強豪ニック・ウェイン、そして絶対王者・上野勇希との遭遇
――現在、父・葛西純選手が新日本プロレスの『BEST OF THE SUPER Jr.』に参戦。先日、陽向選手はニック・ウェイン選手と戦われた際に会場へ。SNSにアップされていたツーショット写真が話題になっていました。
陽向:あの写真、実は今回撮ったものではないんです(笑)。僕は昔から海外のプロレスが大好きで、以前アメリカの団体『GCW』が日本興行を開催した際、ニック・ウェインも来日していた。その時に1ファンとして一緒に撮っていただいたもので、およそ5年前の写真です。当時の僕は今よりも体がめちゃくちゃ細くて……懐かしいですね。
――実際に今、大人になって、同じプロのリングで戦うニック・ウェイン選手の試合を見てどう感じましたか?
陽向:年齢は向こうの方が僕より下(※ニック・ウェインは2005年7月生まれの20歳)なのですが、年齢が近くて、彼もお父さん(バディ・ウェイン)がプロレスラーという共通のルーツを持っています。
しかし今の僕はまだ自力で1勝も挙げられていないプロレスラーですから、彼との間には途方もない大きな差があると思います。ただただ感嘆するばかりというか……正直、ニック選手の試合を見ていると、ものすごく悔しいですし、圧倒的な差を感じます。

――5.4後楽園大会、現在DDTの頂点であるKO-D無差別級王者・上野勇希選手と肌を合わせました。王者と対峙した時の印象はいかがでしたか?
陽向:印象といっても、本当に一瞬しか当たっていないんです。でも、その一瞬だけで、まざまざと力の差を見せつけられました。
ほんの少し触れ合っただけの時間のなかで、最後は逆エビ固めでタップアウトを奪われてしまって……。本当に手も足も出ませんでした。
自分が想像していた以上に、超えられないギャップというか、実力の差を思い知らされました。
――その上野選手と、6.18上野大会でシングルマッチが決定しました。
陽向:今の僕の立場からすれば「どこまで食らいつけるか」という表現になってしまいますが…リングに上がる以上、勝ちを狙いに行かなきゃいけないと思っています。
――観客席から見ているのと、実際にリングの上で肌を合わせるのとでは、その選手がどれだけ努力しているかといった「潜在的な能力」の感じ方が違いますか?
陽向:全然違いますね。肌を合わせることで、言葉で言われなくても「この人はどれだけのものを背負って、どれだけ努力してきたのか」が何となく分かるんです。言語化するのは難しいのですが、レスラーにしか分からない感覚が確かにあります。
>>> 約3ヶ月後の1周年に向けて
