中日-ヤクルト戦の最終回には井上監督も激怒する騒ぎに(写真はイメージ)
最下位から抜け出すきっかけを掴みたい中日にとって、あまりにも後味の悪い敗戦となった。
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5月15日のヤクルト戦(バンテリンドーム)。中日は板山祐太郎が5打点を挙げる活躍もあったが、終盤にまたもや投手陣が崩れ、5-8で敗戦。これで引き分けを挟んでの4連敗で借金も12となった。
さらに最も注目を集めたのは、最終回に起きたあわや乱闘の騒動だった。
試合終盤、中日はすでに細川成也が2死球を受けていた。そんな中、9回1死一塁でボスラーにも死球。これに井上一樹監督が激高し、ベンチを飛び出した。
両軍の選手が本塁付近に集まり、球場は騒然。昨季までヤクルトに在籍していた嶋基宏ヘッドコーチが先頭に立って間に入るなど不穏な空気が漂う中、審判団は警告試合を宣告した。
ベンチから思わず飛び出して、松中信彦打撃統括コーチに止められながらも詰め寄った井上監督は試合後も怒りを隠さなかった。
「3つ当てられた。そら、カチンと来るんじゃないの?」と語り、さらに「こっちに向かって変なことを言ってる人が1人おった」と、ヤクルトベンチからの発言にも言及した。
ヤクルトでは過去にコーチからの野次で相手チームの怒りを買い両軍入り乱れたこともあるなど、SNSでは「また誰か言ったのか」という声も散見された。
指揮官の怒りは収まらず、死球を与えたキハダがゲームセット時に両手で胸を叩き喜びを表したパフォーマンスにも反応し、審判団に抗議。ヤクルトベンチを指すなど球場は再び異様な空気に包まれた。
試合を振り返ると、中日は7回に板山の逆転満塁弾で一度は主導権を握った。連敗中の重苦しい空気を吹き飛ばす一打だったが、直後の8回に救援陣が崩壊。守り切れない現状も、今季の中日の苦しさを象徴する試合にもなった。
記事/まるスポ編集部
