FAで加入した巨人・松本剛が苦しんでいる(写真はイメージ)
FA補強への期待は、どこへ消えたのか。巨人の松本剛が苦しんでいる。
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日本ハム時代の22年には首位打者を獲得した経験もあり、今季から幼少期からの憧れだった巨人への入団を果たした。
しかし今季は打率2割前後を彷徨い続け、開幕から1ヶ月以上経過した現在も30試合で打率.195・本塁打0・打点もわずか2と厳しい数字が並ぶ。
しかもゴールデンウィーク9連戦では18打数1安打、6日のヤクルト戦(東京D)では3打席凡退後に代打が送られるなど不振に拍車がかかっている。
ファンの間でも「なぜ使い続けるのか」という声が高まっているが、開幕前から懸念を持つ意見もSNS上を中心に多くあった。
昨季の松本は昨季66試合で打率.188。そして今季のオープン戦を打率.174で終えていた。「評価と現実のギャップ」が当時から浮き彫りとなっており、開幕スタメン有力視されながらも内容面への不安は小さくなかった。
それでも阿部慎之助監督は開幕から起用を続けている。不動の4番・岡本和真がメジャーへ移籍し長距離打者がさらに手薄となったため、今の巨人打線には“つなぐ役割”を担える選手が必要な事情もある。
長打ではなくても出塁し、ケース打撃をこなしながら守備・走塁でも計算できる存在。その期待を込めて、巨人はFAで2年総額2億5000万円規模とも言われる契約を結び、背番号「9」を託した。
ただ、現状は期待された役割を果たせていない。巨人もリーグ3位ながらチーム打率はリーグ5位の.220と、4位の中日に2分以上の差をつけられる貧打に苦しんでいる。
不動のリードオフマン、そして中堅手として期待されながら“打率2割の壁”を超えられずにもがき苦しむ背番号9。巨人の浮沈を左右する一人として、一刻も早く復調したいところである。
記事/まるスポ編集部
