4日、新日本プロレス・両国国技館大会でIWGPタッグ選手権試合が行われ、王者Yuto-Ice&OSKAR(K.O.B)がザック・セイバーJr.&大岩陵平(TMDK)を下し、5度目の防衛に成功した。
第111代IWGPタッグ王座 Yuto-Ice&OSKAR(K.O.B)全防衛ロード
試合は大岩がIceの左腕を徹底的に狙い、ザックとの高度なサブミッション連携でK.O.Bを追い詰める展開。だがOSKARが圧倒的なパワーで流れを引き戻し、試合は一進一退の攻防へ。最後はIceがカウンターのAMBITIONからCruellaを突き刺し、大岩を沈めた。
激闘を制したIceはマイクを握ると「プロレスラーが一番ケンカが強い!プロレスラーはよ、プロのケンカ師なんだよ!レスラー、客、スタッフが、喜怒哀楽、生の感情をさらけ出して共有できる。そこによ、ファンのテメーらがカネを払う。カネになるプロのケンカ、これが俺のプロレスだ!」と叫び、会場の熱狂を一気に掌握した。

そして次期挑戦者に毘沙門(後藤洋央紀&YOSHI-HASHI)を逆指名。しかし直後にユナイテッド・エンパイアのグレート-O-カーン&HENAREが乱入し「俺たちが次の挑戦者にふさわしい」と主張。
さらに毘沙門も登場すると、後藤が「(エンパイアに対し)オマエらとは、俺たちが先にやってやるぜ!よく聞け!一番スゲーのは毘沙門なんだよ!」とコンテンダーマッチを要求。IWGPタッグ王座戦線は一気に三つ巴の様相となった。
Iceは「俺とOSKARは逃げも隠れもしない。オマエらが納得するかたちで挑戦しに来い」と受けて立つ姿勢を示し、リング上は次なる戦いへの火種を残した。

バックステージでもK.O.Bの勢いは止まらない。OSKARは「K.O.Bが世界最高のタッグチームだということを示した」と豪語し、毘沙門を「もうそんなに強くない。年を取りすぎている。俺たちは、もうとっくにアイツらを追い越してる」と痛烈批判。エンパイアに対しても「お前らは予選落ちだな」と一蹴。
一方Iceは「勝ち負けだけじゃない、その先に何があるかが大事」と語り、「タイトルを獲った先に夢があるからこそ、ファンはカネを払う」と持論を展開。さらに6.14大阪城ホール大会『DOMINION』のTV放送にも言及し、「視聴率次第では放送がなくなるかもしれない」と危機感を口にしつつ、「だからこそ今が逆にチャンス。そのために必要なのは明確なビジョン」と訴えた。
王者・K.O.Bが築く“プロレスハイ”の渦。新日本タッグ戦線は、かつてない混沌へ突入した。
