東京女子プロレスが5月16日、静岡・清水マリンビルで「SHE KNOWS HER WAY~鈴木志乃地元凱旋興行~」を開催した。1年ぶり3度目の凱旋試合となった鈴木志乃が涙の凱旋勝利を飾った。

元バスガイドで、プロレスとアイドルを両立するアップアップガールズ(プロレス)のメンバーである鈴木は2023年3月6日にデビューしたが、なかなか結果を残すことができなかった。だが、昨年、同期生のHIMAWARIと「Bumping gRitters(バンピング・グリッターズ)」を結成すると、同年11・9後楽園でプリンセスタッグ王座(当時王者は上福ゆき&上原わかな)に挑戦して善戦するなど、“遅咲き”ながらも着実に力をつけてきた。
今大会のメインイベントで鈴木はHIMAWARIと組み、同じ2023年デビューの同期生である凍雅&風城ハルと対戦。鈴木は風城の腕攻撃に苦しみながらも、執ようなスリーパーで絞め上げていった。鈴木とHIMAWARIが合体技を凍雅に決めると、鈴木がドロップキックで凍雅を排除。風城も低空クロスボディで反撃するも、鈴木はエルボー連打、ドロップキック。さらに鈴木はベリー・トゥ・ベリーからスリーパー、変型コブラクラッチに移行して、風城からギブアップを奪った。
試合後、鈴木は「今回、3回目ということで。私はデビューした年から、ずっとこの静岡大会をさせていただいています。とても恵まれているなーって、いつも思っているんですね。でもそんな恵まれた状況下も私は生かせてなくて。いつもみんなから遅れを取ってるなーって、置いてかれてるなーって思って、何かを残さないとなーって、東京で必死にやっています。でも、今日こうやって、大好きなみんなと大好きな静岡で試合をして、どんな渋滞にはまろうと、やむを得ず、下道を使わなきゃいけない時もあると思うけど、どんな状況でも必ず目的地には着くってことを証明します!」と涙のマイク。最後は同期の3人とともに互いの健闘を称え合った。
鈴木は「今回3回目ということで、初めてHIMAWARIさんと組んで試合ができましたし、同期の凍雅、ハルとも戦うことができて、すごい特別な場所で、すごい特別な同期と試合できたことがすごくうれしく思います。HIMAWARIさんにも、ずっと支えられながら目的地、目標に向かって頑張っていきたいなと思います。また4回目、静岡があるといいなと思ってます」と笑みを見せた。
