オスナに退団の可能性も浮上した(写真はイメージ)
ソフトバンクのロベルト・オスナ投手が、開幕を二軍で迎えることになった。リリーフ陣における戦力的な影響に加え、今回の決定は契約面や去就にも波紋を広げている。
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オスナはMLBで19年に最多セーブを獲得した経験を持ち、ロッテ時代の22年にシーズン途中加入ながら29試合で防御率0.92の成績をマーク。激しい争奪戦の末、翌23年からソフトバンクでプレーしている。
ソフトバンクでも2年連続20セーブ超えを果たすなどクローザーを担っていたが、昨季は8セーブ・防御率も4.15に終わり杉山一樹にその座を奪われていた。
再起を目指した今季だったが、今春のオープン戦では、本来の精度を欠く投球が続いた。オープン戦8試合登板で4失点、防御率4.50とアピールには至らず、守護神の座を奪還するどころか一軍からも遠ざかることになった。
そして開幕を間近に控えた中、二軍スタートとなることが正式に決定。ここで新たな問題が発生した。
24年から出来高払いを含めた4年総額40億円規模の大型契約を締結しているが、起用法について「抑え限定」の項目が設けられていたとされる。
杉山は昨季パ・リーグセーブ王に輝いており、オスナ自身の状態も上がっていないことから、当然ポジションを無条件に与えるわけにはいかない。
そのため契約の見直す必要が生じたが、まとめきれず契約を破棄しての退団の可能性も浮上している。その場合は多額の違約金が発生するため、混迷を極めかねない状況となっている。
三笠GMは「起用方針について協議中のため、出場登録を見送ることとしました」と説明。
小久保裕紀監督も、「起用法のところの最終の詰めが間に合わなかったので。あとはフロントの方に聞いてもらえれば。オスナは開幕のメンバーには入ってません」と守護神起用の条件がネックになっていることをほのめかしていた。
果たして背番号「54」はホークスのユニフォームを着て信頼を取り戻し、再び9回のマウンドに立てるのか。
それとも状況が長引き、去就問題へと発展していくのか。王座奪還を狙うソフトバンクにとっても、その行方はシーズンの趨勢を左右する重要なポイントとなりそうだ。
記事/まるスポ編集部
