“15億円捕手”の巨人・甲斐がまさかの開幕二軍スタートに(写真はイメージ)
巨人・甲斐拓也捕手が、開幕を二軍で迎えることが決まった。主力捕手として長年一軍の舞台が主戦場だったが、阿部慎之助監督が決断した。
戸郷・甲斐の二軍落ちは「再生」か「没落」か。過去の事例に見る残酷な差
甲斐はオープン戦で打率・176と打撃面で結果を残せず、首脳陣の評価を上げきれなかった。
守備面でも、かつて代名詞だった“甲斐キャノン”に陰りが見られる声もあり、SNS上でも「名前が先行しているが結果が…」との厳しい指摘も出ていた。
今季の開幕一軍捕手陣は、主将の岸田行倫を中心に、大城卓三・山瀬慎之助の3人となる。打撃不振の影響もあった甲斐は競争に敗れる形となった。
この決断について、野球評論家の高木豊氏は自身のYouTubeで「阿部監督が遠慮しなかった」と指摘。FA移籍組であっても結果が伴わなければ起用しないという、チーム全体へのメッセージ性を強調した。
24年オフに5年総額15億円規模の大型契約で入団し、背番号も阿部監督自ら背負った「10」を渡すなど、本来は巨人不動の正捕手でなければならない存在だ。
それでも実績ではなく現在の力で判断する姿勢は、若手・中堅を含めた競争激化を促す狙いもあるとみられる。
一方で、甲斐の経験値と守備力は依然としてチームにとって貴重な戦力であることに変わりはない。長いシーズンの中で捕手層の厚みは不可欠であり、再昇格の可能性は十分に残されている。
むしろ今回の二軍スタートは、ベテランにとっての“再証明”を目指す機会とも言える。攻守におけるパフォーマンスを見つめ直し、再び一軍の舞台に戻ることができるか。
経験豊富な小林誠司もいるなど層の厚い巨人の正捕手争いは、開幕前からすでに激しさを増している。
記事/まるスポ編集部
