”師弟タッグ”ザック・セイバーJr.&大岩陵平(TMDK)がWORLD TAG LEAGUE初優勝
14日、新日本プロレス・熊本大会「WORLD TAG LEAGUE 2025」優勝決定戦はザック・セイバーJr.&大岩陵平(TMDK)が辻陽太&ゲイブ・キッドを下し、タッグリーグ初優勝の栄冠を掴み取った。
辻陽太&ゲイブがIWGPタッグ王者K.O.Bを破り決勝へ!相手はザック&大岩
10日、準決勝でBブロック2位通過のザック&大岩(TMDK)はAブロック1位の後藤&YOSHI-HASHI(毘沙門)を破り決勝進出。一方、Aブロック2位の辻&ゲイブは、12日にYuto-Ice&OSKAR(K.O.B)を破り勝ち上がった。
中盤、大岩が放った渾身のエルボーがゲイブの歯を砕くというアクシデントが発生。闘志に火がついたゲイブは鬼気迫る形相で大岩に牙を剥き、場内は一気にヒートアップ。

終盤、辻&ゲイブが合体技”WAR BLASTERを大岩に炸裂させ、さらにゲイブは追撃のパイルドライバーを放つが、大岩は執念でカウント2。大岩とゲイブが意地のラリアットの応酬を繰り広げる。ゲイブに大岩は渾身の力を振り絞りTHE GRIPを炸裂させるが、エルボーでやり返すゲイブ。
最後は同期の藤田晃生やYuto-Iceらに先行を許してきた”焦燥”を爆発させるかのような、会心の一撃”THE GRIP”がゲイブに決まり、ついに3カウント。ザック&大岩組が”WORLD TAG LEAGUE”初優勝を果たした。

試合後、大岩は「俺はモブじゃない!主人公だ――ッ!」と抑えきれない感情を爆発させた。その魂の叫びに、満員の観客から拍手と大声援がリングに降り注ぐ。
「棚橋社長がいなくなって、来年、2026年!1.5以降、オレたちがこのリングの中心になって、新日本プロレスを世界一の団体にしてやる!」と宣言した大岩はザックと共に優勝トロフィーを手にした。
編集/まるスポ編集部
