
28日、DDTプロレス・後楽園ホール大会で行われたKO-D6人タッグ王座決定戦にて、武知海青が上野勇希&To-yとタッグを組み、岡谷英樹&MJポー&イルシオン(DAMNATION T.A)と対戦。第59代王者に輝いた。
THE RAMPAGE武知海青、プロレスデビュー2戦目。ゴムパッチンの洗礼を受けるもポテンシャルの高さを披露!
ダンス&ボーカルグループ”THE RAMPAGE”のメンバーとして知られる武知は、DDT初参戦からわずか5戦目でベルト戴冠という快挙を成し遂げた。

試合はゴング直後からDAMNATION T.Aが奇襲。場外では岡谷が武知を竹刀でめった打ちにし、セコンドについていた佐々木もイス攻撃で加担。武知のヒザを集中攻撃して主導権を握る。だが中盤、To-yが岡谷&イルシオンに鉄柱超えコンヒーロで流れを変えると、上野もダブル・ニードロップで援護。連携で一気に形勢を取り戻す。
終盤、イルシオンのスワントーンボムを武知がかわして反撃開始。岡谷の竹刀攻撃を誤爆させると、怒涛のチョークスラムを叩き込み、最後はスワンダイブ式タイガードロップから渾身のスワンダイブ・ラリアットにつなぎ、イルシオンを沈めた。

試合後、武知はマイクを握ると「チャンピオンになりました。正直今までで一番しんどい戦いだった。だたここでしか感じられないものがある」と喜びを語った。
DAMNATION T.Aの竹刀、イス攻撃と執拗な反則攻めにも屈せず、最後は自ら勝利をつかみ取った武知。戦い抜いたその姿は、観客やファンに新王者誕生を鮮烈に印象づけた。
記事/ミライカ
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