
8月2日、新日本プロレス『G1クライマックス35』広島大会で、Bブロック公式戦・海野翔太とYOSHI-HASHIが初シングルで対決した。
ここまで4勝と順調に星を重ねてきたYOSHI-HASHI。海野としては先輩YOSHI-HASHIを突破し勝ち越しへとつなげたいところ。

試合はロックアップからスタート。先手を取った海野がショルダータックル、ドロップキックで攻め立てるも、YOSHI-HASHIが場外戦に持ち込み流れを奪う。鉄柵攻撃やブレーンバスターでダメージを与え、リングに戻すとトップロープに固定し、ショットガンドロップキックを炸裂。
中盤は逆水平チョップで主導権を握るYOSHI-HASHIに対し、海野が低空ドロップキックから反撃。串刺しエルボーやフィッシャーマンズスープレックスを繰り出すも、決定打には至らず。

その後も技の読み合いとラリアットの応酬が続く白熱の攻防が展開。YOSHI-HASHIはカナディアンデストロイヤーやKUMAGOROSHIを繰り出すも、海野は粘りを見せる。
最後は海野がYOSHI-HASHIのカルマを回避し、渾身のラリアットを炸裂。続けて必殺のSecond Chapterを決め、3カウントを奪取した。
この勝利で海野は4勝3敗とし、YOSHI-HASHIは4勝2敗に。新時代を切り拓く男が実績あるベテランの壁を破った意義深い勝利となった。
記事/ミライカ
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