【東京女子】長谷川美子、全27選手と闘い引退へ!「最高のプロレス人生を送れました!」

未詩は長谷川・鈴芽を抱えてジャイアントスイング

試合2本目、長谷川のギロチンドロップに、もかがゼロ戦キックで反撃。汐珠のミサイルキックをかわし、マフラーホールドで捉える長谷川。ユキのサイドスープレックス、新井の顔面キックが続く。鈴芽と有栖「でいじーもんきー」の連係に苦しむ長谷川だが、鳥喰がカットに入り、会場を沸かせた。最後は鈴芽が「リング・ア・ベル」を決め、アイアンマン王座を奪取した。

しかし、そこに未詩がリングインし、長谷川と鈴芽2人を抱えるとジャイアントスイングで3カウント。その後瑞希が渦飴(変形クロスボディ)で未詩から王座を奪った。

試合は3本目に突入。試合は長谷川 vs 中島の一騎討ち。中島の無人在来線固めに苦戦するも、長谷川はダイビング・ダブルニーアタックで反撃。力強くエルボーを撃ち合う2人だが、最後は中島がダイビング・セントーンで長谷川から3カウント。

「似てると言われ続けてきて、(長谷川が)東京女子に来ることになって…」と中島

試合後、中島はマイクを取ると「思えば、初めて美子を認識したのは…ガンプロをよく見学しに行ってたんですよ。木曽さんに後ろ姿を間違えられることがあって…」と話し出す。

「すごく、我儘を言わなかったね。一番下の小夏みたいな後輩にも敬語使ったりさ。我儘を、もっと通せばいいのにと、思ってましたよ?最後に東京女子を選んでくれたから、いくらでも私たちは我儘聞くし。これからの人生、我儘に生きてください!」と続けると、中島の目から涙が溢れた。

長谷川も言葉を口にすると涙が止まらない。

「自分を出すのがすごい苦手で。嫌われるのが怖かったから、何も言わない方がいいのかな、みたいな。でも東京女子はそんなところじゃなくて、みんな個性的で自由に生きてて、憧れる部分があって。だからこそ、ここで引退を決めたとき、我儘言わせてもらって、こんな素敵な引退ロード、作っていただきました。本当にみなさんには感謝してます。ありがとうございました」と噛み締めながら感謝を述べた。

引退セレモニーには豪華ゲストが次々登場。アンタッチャブル山崎弘也氏、ピスタチオ伊地知氏。青野未来、本間多恵、高瀬みゆきをはじめとした元アクトレスガールズメンバー。ガンバレ☆プロレスで関わりのあったリアラ、YuuRI、バニー及川。タッグ王座を共に保持した山中絵里奈、デビュー戦相手の藤本つかさ。そして最後にゲスト解説の有田哲平氏が登壇。豪華な顔ぶれに会場からはどよめきがあがった。

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