最後はみんなで20カウントを数えて両者リングアウト

矢野がマイクを奪い、「俺とササダンゴのシングルマッチ、まだ終わってねーだろ!」と言い放つ。

そして「でももう、戦う意味がない。会場にいるみんなで20カウント数え、両者リングアウトで終わりたい。」”心の声”で続けた。

全員でリングを下りる選手たち。そして、観客もレフェリーも一緒に20カウントを数える。こんな光景、見たことがない。

最後はみんなで棚橋の「愛してま~す!」とマッスルの「3、2、1、マッスルマッスル!」を掛け合わせ「愛して~マッスル、マッスル!」と大合唱で一面対抗戦は幕を閉じた。

BOSJ準優勝のYOHは「キャリア13年にして少しスターになれた気がします」とコメント

一面対抗戦は、誰の勝ちでもない。誰の負けでもない。

だけど、そこには確かにプロレスがあった。

団体間の軋轢という「一面」を描きながら、その裏にあった選手たちの想いや歴史が交差したこの日。

再会と、怒りと、笑いと、リスペクト。

全てを魅せてくれた。

心から叫びたくなる。

「やっぱりプロレスって最高だ!」

記事/ミライカ

1 2 3

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

Share me!
  • URLをコピーしました!
目次