
マリーゴールド旗揚げから1年——。青野未来は、この1年間をどう過ごし、どのように成長したのか?初代ユナイテッド・ナショナル(UN)王者として過ごした半年間のプレッシャー、そしてタイトルを失った後の自身の変化を振り返る。また、岩谷麻優選手の参戦が与えた影響、そしてショートドラマへの挑戦、高橋奈七永の引退試合、青野未来が見据える未来とは?(取材・文/大楽聡詞)
――青野さんがマリーゴールドに入団して約1年が経ちましたが、この1年間はどのような時間でしたか?
青野:今までの人生で1番濃く感じた1年でした。本当に1年なのか信じられないくらい……。
――あっという間でしたか?
青野:いや、むしろ長く感じますね。「あっという間」というより、1つ1つの出来事がすごく濃かったので、振り返ると「あれってまだ半年前?」とか、「もう1年経ったの?!」って不思議な感覚になります。
あわせて読みたい


【マリーゴールド】田中きずな、青野未来に直訴で決定した一戦!格の違いを痛感…
5月4日(日)、後楽園ホールで「Marigold Rising Spirit 2025」が開催され、青野未来 vs 田中きずなのシングルマッチが行われた。 4月25日の後楽園ホール大会…
――密度の濃い時間だったんですね。
青野:はい。いろんなことを経験させていただいて充実した1年でした。
――昨年7月両国大会でUN王座を獲得しました。王者として過ごした約半年間はどのような期間でしたか?
青野:振り返ると、背負うものが大きくて、ずっと緊張感がありました。自分自身が張り詰めていたというか……そんな感覚ですね。