2年ぶりのMAO戦に敗れ王座陥落も、上野勇希「東京ドーム」への歩みは止まらない
8月11日のDDTプロレス両国国技館大会で、上野勇希はMAOに敗れ、KO-D無差別級王座から陥落した。8度の防衛を重ねた長期政権に終止符が打たれた一方で、上野の視線はすでに次の目標へ向いている。
2年ぶりに実現したMAOとの一騎打ち、そして王者として駆け抜けた日々。上野は王座を手放した現在も、「東京ドームに行く」という明確な目標を胸に進み続ける。(取材・文/大楽聡詞)
⬛︎8.11両国大会、2年ぶりのMAO戦で生まれた“その日だけの熱”
――2年ぶりとなったMAO選手とのシングルマッチ。前回のハイスピードな印象とは異なり、一発一発の重みが際立つ試合でした。
上野:ハイスピードだったことも含めて、2年間で成長や変化があり、試合の見え方が変わった部分はあったと思います。ただ、それが僕たち自身の変化だけによるものかと言われると、必ずしもそうではない。
両国国技館という会場、その日の空気、すべてを含めた“磁場”のようなものがあった。現在、僕は31歳。キャリアの中で一番コンディションがいいんです。ダメージもなく、体力もある。
2年前もそうでしたが、“その日にしか見られないもの”があります。8.11両国のメインでMAOちゃんとの戦いは、8月11日だったからこそ出せた試合です。次回戦ったら、また違った試合になりますね。
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