初の女性審判5人が今夏の甲子園へ(写真はイメージ)
8月5日に開幕する第108回全国高校野球選手権大会で、大会史上初めて女性の審判委員が出場することが決まった。多様な人材の活躍や、審判員のなり手不足解消を目的としている。
今回選出されたのは、岩男香澄さん、佐藤加奈さん、森田真紀さん、和田佳奈さん、松本京子さんら、各地方大会や全国審判講習会で実績を積んできた経験豊かな5人だ。元女子硬式野球選抜大会王者の岩男さんは「ついにここまで来た」と憧れの聖地へ感慨を語る。
また、地方大会でも新たな一歩がある。7月4日開幕の群馬大会では、野球未経験から審判の世界に飛び込んだ大学4年の山口真央さん(22)が、同大会初の女性審判委員としてデビューする。
この歴史的な決定に対し、SNS上では「なんでもジェンダー、多様性」「フェミニスト達が『打球が飛んできて危ない!』とか騒ぐに決まってる」といった慎重な声が一部で上がる一方、ほとんどは「歴史が変わるな」「実力が伴っているなら問題ない」「技能を評価の軸に置くことは、伝統の破壊ではない」「実力で選ばれる流れは、これからさらに増えていきそう」といった歓迎する意見が殺到している。さらに「女性審判の起用が特別なこととしてニュースにならない時代が来て欲しい」と未来を見据える声もあった。
公平性や競技の発展という観点からも大きな意義を持つ今大会。賛否や期待が渦巻く中、公平性と競技のさらなる発展を目指す新たな挑戦が、この夏いよいよ幕を開ける。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
