女性主審に対し性差別的な発言をしたパラグアイの選手に、罰金が科せられた(写真はイメージ)
テニスの全仏オープンで起きた性差別発言に対し、大会側が厳格な処分を下した。
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大会責任者のアメリ・モレスモ・トーナメントディレクターは1日、男子シングルス2回戦に出場したアドルフォダニエル・バジェホ選手(パラグアイ)に対し、罰金6万5000ユーロ(約1200万円)を科したと明らかにした。
バジェホ選手は2回戦で地元フランスの選手に敗退。その際、女性主審が熱狂的な観客を制御できなかったと主張し、「この種の試合は男性が主審を務めるべき」と性差別的な発言を口にしていた。
スポーツ界においても多様性と公平性の尊重が強く求められる中、大会側は今回の発言を重く受け止め、迅速かつ高額な罰金処分に踏み切った形だ。
この毅然とした処分に対し、SNS上では様々な意見が飛び交っている。
発言を問題視する層からは「男性審判ならうるさい観客を黙らせる!とは限りません」「処分が甘いなぁ」「‛主審なら観客を制御するべき’と言えば良かった」「ださすぎる」という厳しい声が上がった。
その一方、「女子全仏で、女性が主審を務めるべきだ、と発言したらどういう処罰が下されたのか」「差別で無く、男と女の違いを言った”区別“じゃない?」「男女の身体は優劣ではなく特性があるので、向き不向きはあって当然」「逆はいくらでもやってくるくせにね」「男に何を言おうと罰則も批判も無い。」といった一定の理解を示す声や理不尽さを訴える意見も多く寄せられた。
また、1200万円という巨額の罰金に対し「いくらなんでも1,200万円は高すぎるだろ」「罰金の額から、やはり四大大会はすげぇなと」といった驚きの声も見られた。
差別への厳格な対応と、選手の失言。そして処分の是非を巡って議論が巻き起こる中、大会組織の対応は今後のテニス界における差別抑止の重要な前例となるだろう。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
