SHOの日頃の反則行為を逆手に取り、頭脳プレーで勝利を収めたYOH
20日、新日本プロレス後楽園ホール大会で『BEST OF THE SUPER Jr.33』が開催され、BブロックのYOHとSHOが激突。新日本プロレスの同期であり、元タッグパートナー同士の一戦は、常識破りの衝撃的な決着となった。
SHOが開幕戦で反則勝ち!金丸義信との極悪対決で場内騒然「もう決勝戦終わったぞ!」
この日は大会開始前から異様な空気だった。ヤングライオンの松本達哉らがリング調整を行っている最中にSHOが突如乱入。そこへYOHが現れると、なんとSHOを手錠でロープに拘束した。
YOHは「毎回毎回、反則介入ばっかりして。プロレスのルール知ってるのか?」と言い放つと、場内ビジョンに流れる「教えて真壁先生」の映像を見てルールを学べと指示した。

この件で激怒していたSHOは、試合前のマイクでも大荒れ。「さっきはよくもやってくれたな、コノヤロー! 教えて真壁先生か、なんなんだアレは! あんなもん見なくても、オレはいつもルール守って戦ってるやろうが!」と叫ぶも、場内からは大ブーイングが飛んだ。
試合はSHOのペース。ラズベリーを口に含んだ“流血アピール”でレフェリーの注意を引くと、その隙にYOHを木槌で攻撃。さらにイス攻撃や鉄柱攻撃でYOHの左肩を徹底的に破壊していく。
一方のYOHも負けてはいない。レフェリーを利用したトリッキーな動きやカウンターで流れを変えると、終盤は互いにレフェリーを盾にする心理戦へ。

そして決着は、まさかの結末だった。SHOが凶器“トーチャーツール”を持ち出すと、YOHは背後から急所攻撃。さらにレフェリーの死角を突き、トーチャーツールをSHOに握らせたまま、自身は大の字に倒れ込む巧妙な罠を仕掛ける。YOHが殴打されたと勘違いしたレフェリーは即座にゴングを要請。SHOは反則負けを宣告された。
試合後、SHOは猛抗議したが、日頃の反則行為もあって信じてもらえず、判定は覆らなかった。YOHは痛めた肩を押さえながら担架に横たわり、SHOを指差して笑みを浮かべながら引き揚げた。
ルールを学べと言い放ったYOHが、最後はSHOの反則殺法を逆手に取り、“知能犯”さながらの頭脳戦で勝利をもぎ取った。
