オリックス・山下舜平大は今期絶望となった(画像はイメージ)
最速161キロを誇る“未完の大器”に、またしても大きな試練が訪れた。
オリックスは5月15日、山下舜平大が米国の病院で右肘内側側副靱帯再建術(トミー・ジョン手術)を受けたことを発表した。今季中の復帰は絶望的で、早くとも来季中の復帰を目指すことになる。
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かねてからその素質を高く評価され、2023年にプロ初登板にして開幕投手へ抜擢されると16試合で9勝3敗・防御率1.61を記録。山本由伸らとチームの3連覇に貢献し、新人王にも輝いた。
190センチの長身から投げ下ろされる160キロ超の剛速球は圧倒的で、山本由伸になれる・超える存在になるとも評される。
昨季もわずか4試合の登板に留まったが、21回1/3を投げて31奪三振・防御率は1.25と投げればその大器ぶりを見せていた。
しかし、期待はされながらも腰痛分離症を4度発症するなど、入団から依然怪我との戦いが続いている。
今季は年間通じての活躍を掲げ臨み、3月11日のロッテとのオープン戦では最速155キロを記録するなど順調に見えていた。だが、3月20日に予定されていた阪神戦で登板を回避すると、その後は右肘のコンディション不良で離脱。リハビリを続けていた。
山下自身は従来よりも早期復帰を目指せる形を模索して球団と話し合いを重ねた末、米国での手術を決断したという。まだ23歳。球団も“未来への投資”として長期的視点での復活を見据えている。
岸田護監督も「必ず治ると思う。確実に治して、レベルアップして戻ってきてくれる」とエールを送った。
現在のオリックスは首位争いを続けているが、エース・宮城大弥も左肘靱帯損傷で離脱中。山下の離脱はチームにとって計り知れない痛手となる。
誰もが羨むその大器は果たして大成するのか、そのまま片鱗を見せたまま終わるのか。
山下にとって長い試練が、また始まった。
記事/まるスポ編集部
