世界大会で自ら選曲し、日本のポップカルチャーやコスプレ文化を広めたいという熱い想いを語った梅津絵里さん
「まさか40を過ぎて、アニメのコスプレをして踊るなんて思ってもみなかった」
>>【動画】BEYOND THE LIMITS(後編):パラダンスアスリート・梅津絵里<<
YouTube番組『BEYOND THE LIMITS』。ゲストは、パラダンスアスリートの梅津絵里さんだ。闘病という「空白の6年間」を経て、彼女が辿り着いた表現の場は、日本のポップカルチャーとパラダンスが融合する自由なステージだった。世界大会の選曲に込めた想いから、リハビリの原動力となった「憧れのアーティスト」との絆まで、MC伊津野亮が彼女の情熱の源泉に迫る。
世界へ届け、日本のポップカルチャー「フリーレン」
2024年から2025年にかけて、台湾などの世界大会に挑んでいる梅津さん。彼女が課題曲に選んだのは、アニメ『葬送のフリーレン』の主題歌、YOASOBIの『勇者』だ。
「エルフの格好、フリーレンのコスプレをして踊りました。自分でもおもろいことしてるな、って(笑)」。
単なる個人の好みにとどまらず、J-POPやアニメ、コスプレといった日本のカルチャーを世界に広めたいというアスリートとしての信念が、そのステップに込められている。自由な表現が許される「フリースタイル」の場で、彼女は自分だけの輝きを放ち続けている。
絶望の淵で鳴り響いた「再結成」の福音
6年間に及ぶ過酷な入院生活の中で、彼女の心を支え続けたのは、あるアーティストのニュースだった。それは、長年のファンであったバンド「UNICORN(ユニコーン)」の再結成だ。
「再結成を知って、もう本当に嬉しくて。絶対ライブに行くって心に決めたんです」。
その一心でリハビリに心血を注いだ梅津さん。主治医から「ライブのために外出届を出したのは梅津さんだけ」と驚かれながらも、ついに会場で奥田民生さんの歌声を聴いたとき、彼女の頬には涙が伝った。「生きててよかった」――音楽の力が、彼女を再び明日へと繋ぎ止めた瞬間だった。
