いわきFCがPKを制し勝ち点2を獲得。EAST-Bグループで初の首位に浮上(写真はイメージ)
◆明治安田J2・J3百年構想リーグ▽地域リーグラウンド EAST-B 第9節 松本山雅FC 2-2(PK 1-3)いわきFC(4月5日 サンプロ アルウィン)
2026年後半からの秋春制移行に伴い、半年間限定で開催されている「明治安田Jリーグ百年構想リーグ」。4月5日、各地で地域リーグラウンドの第9節が行われた。EAST-Bグループでは、ホームにいわきFCを迎えた松本山雅FCが激突。昇降格のない「実験的シーズン」ならではの若手起用と、地域密着の意地がぶつかり合う熱戦となった。
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いわき、DF深港の先制弾で主導権
試合は立ち上がりから一進一退の攻防が続く。均衡を破ったのは前半27分、アウェーのいわきだった。左サイドを突破したMF山中惇希が鋭いクロスを供給すると、中央に飛び込んだDF深港壮一郎が打点の高いヘディングで合わせ、ゴールネットを揺らした。フィジカルを前面に押し出すいわきらしい攻撃で先制に成功する。
後半、松本の猛攻と劇的な幕切れ
後半に入ると、ホームの松本が反撃に出る。後半6分、ゴール前で得たフリーキック。DF金子光汰がペナルティエリア中央から放ったシュートが壁の間を抜け、同点ゴールとなった。
ドラマはアディショナルタイムに待っていた。後半AT5分、松本はFW藤枝康佑がエリア内で粘り、右足で執念の逆転ゴール。勝利を確信したスタジアムが歓喜に沸く。しかし、いわきも諦めない。AT8分、FW加藤大晟のクロスがこぼれたところを、MF今野息吹が左足で一閃。移籍後初となる値千金の同点弾が突き刺さり、試合は今大会独自のルールである「即PK戦」へと突入した。
守護神・佐々木雅士の独壇場
この特別大会において、勝ち点「2」を巡るPK戦。先行の松本が優勢に進めるかと思われたが、いわきGK佐々木雅士が驚異的な反応を見せる。3本のキックをストップする圧巻のパフォーマンスで、いわきがPK戦を3-1で制した。
この結果、いわきFCは勝ち点2を獲得し、EAST-Bグループで初の首位に浮上。敗れた松本山雅FCは勝ち点1を加えるにとどまったものの、若手の躍動が光る一戦となった。
記事/ひろしお
編集/まるスポ編集部
