7月19日の決勝(ニュージャージー州)のチケット最高額は32,970ドル(約516万円)に到達した(写真はイメージ)
2026年北中米ワールドカップ(W杯)の開幕まで残り1カ月を切る中、観戦費用の異常な高騰が世界的な議論を呼んでいる。
日本代表、W杯を前に評価急上昇――英ガーディアン紙「世界8位」の衝撃
英紙『ガーディアン』によると、7月19日にニュージャージー州で開催される決勝戦のチケット価格は、最高額で32,970ドル(約516万円)に達した。前回のカタール大会の最高額が1,600ドルだったことを踏まえると、わずか4年で驚愕の跳ね上がりを見せている。また、米紙『ニューヨーク・ポスト』は、ドナルド・トランプ大統領が初戦のチケット価格が1,000ドル(約15万7,000円)を超える現状に「ぜひ行きたいと思うが、正直なところを言うと私でも払わないだろう」と言及したと報じており、政界からも関心が寄せられている。
これに対し、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長は「もし誰かが決勝戦のチケットを200万ドルで買ったら、私が個人的にホットドッグとコーラを届けて、最高の体験をしてもらえるようにするよ」と発言し物議を醸している。アメリカではチケットの転売が認められており、転売市場ではゴール裏チケットに230万ドル(約3億6000万円)の値が付くケースもあるという。
SNS上では「ゴール裏って何億も出すほどいいか?」「インファンティノをパシらせる権利が3.6億円だと考えたら安い」「一般人が観ることが出来るのがW杯であって欲しい」といった疑問や皮肉の声が相次いでいる。
かつてない富裕層の祭典と化したW杯の在り方が、今改めて問われている。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
