今季から導入された「自動ボールストライク(ABS)チャレンジシステム」、通称「ロボット審判」が早速運用された(写真はイメージ)
MLBの2026年シーズンが幕を開けた。今季から導入された「自動ボールストライク(ABS)チャレンジシステム」、通称「ロボット審判」が早速運用され、メジャーリーグの長い歴史において初となるシステム稼働の瞬間が訪れた。
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歴史が動いたのは、サンフランシスコ・ジャイアンツ対ニューヨーク・ヤンキースの一戦、4回表のヤンキースの攻撃中だった。7番・遊撃手で先発出場したホセ・カバジェロの第2打席。ジャイアンツの先発右腕ローガン・ウェブが初球に投じた内角高めのシンカーに対し、カバジェロは見送った。しかし、球審の判定はストライク。これに納得のいかないカバジェロはチャレンジを要求した。
レギュラーシーズンで史上初めて稼働したABSシステムによって、投球の軌道が検証。場内の大型ビジョンに映し出されたCG画面を確認すると、投じられたボールはストライクゾーンの角をわずかにかすめていた。結果、球審の判定通り「ストライク」となり、メジャー初のチャレンジは審判側の勝利という形で幕を閉じた。
これを受けSNS上では「正確性を求めるならロボット審判導入は歓迎」「なぜもっと早く導入されていなかったのか不思議」「人間らしさは要らないからAIの方が適している」といった肯定的な意見が数多く見られた。
また審判の役割について「球審の仕事はボールストライク判定だけではないので、要らなくはならない」「変な判定する審判も減るんじゃないか」という冷静な分析や「日本にも導入されたらいい」という期待の声も見られた。
誤審を防ぎ、公平性を担保するために導入されたこの新システム。選手が審判の判定に異議を唱え、科学の力が即座に白黒をつける光景は、今後のスポーツのあり方を大きく変えていくだろう。
記事/おかだみゆき
編集/まるスポ編集部
