楽天からFA宣言した辰己は依然進展がないことを語った(写真はイメージ)
楽天から国内FAを宣言した辰己涼介は、未だ所属先に進展がないことを明らかにしている。自ら声をかけたという山川穂高(ソフトバンク)とのトークショーに参加し、「言えることがない」と自ら近況を語った。
昨季オフはNPBアワーズやゴールデングラブ賞の表彰式で見せた侍をイメージした服装や“全身金ピカコーデ”で周囲を驚かせたが、今季は去就で注目を集めている。
24年は最多安打のタイトルを獲得したが、昨季は88安打・打率.240と打撃では不本意な成績に終わっていた。
ただ、刺殺数397とNPB歴代最高記録している守備では安定した動きを見せ、5年連続となるゴールデングラブ賞を受賞した。
18年のドラフトでは4球団競合の末に楽天へと入団後はレギュラーを張り続け、侍ジャパンのメンバーにも選ばれる活躍を見せてきた。加えて辰己がこれまで注目を集めてきたのが独特な言動である。
表彰式で見せた格好もさることながら、侍ジャパンの一員として出場したプレミア12では試合前に「優勝おめでとう」「負けたらピッチャー転向します」などといった発言がネット上を騒がせた。
過去には敵地ベルーナドームでの西武戦が行われる前、休日の前々日に西武ーオリックス戦を家族でバックネット裏で観戦したこともあった。
このオフは国内FA権を行使した辰己であったが、一番のネックとされているのがこれらの言動に加えてメジャー挑戦を訴えたことだった。
ポスティングでのメジャー挑戦を球団に要望していたが承認は得られず却下。そのまま時間が経過していき、12月15日に申請期限を迎えたためこのオフからの挑戦は叶わなかった。
しかし、その間すでに取得していた国内FA権を行使。「野球がうまくなりたいとか、必要としてくれるチームがあるかとか、行使した上で考えたい」と語り、様々な可能性を語っていた。
メジャーへの想いは「そこを諦めたわけではない」ともコメントしており、仮にFAで移籍もしくは残留が決まったとしても再び挑戦の可能性も残されている
石井一久GMは「もちろん残ってもらいたいと思います」と戦力として考えていることから、宣言残留を認めている。
越年しキャンプインまで1ヶ月を切った中、そのタイムリミットは迫っている。
編集/まるスポ編集部
