
ゲイブを倒しIWGP GLOBALヘビー級王座を奪還にした辻陽太
新日本プロレスは10月13日、両国国技館で「KING OF PRO-WRESTLING 2025」を開催、IWGP GLOBALヘビー級選手権試合で、挑戦者の辻陽太が王者ゲイブ・キッドとの激しい死闘を制し、新王者に輝いた。
鷹木信悟&辻陽太&高橋ヒロム&永井大貴、BC WAR DOGSに勝利も前哨戦から大荒れ!
ヤングライオン時代からライバルとして激戦を繰り返してきた両者は、会見でお互いを認め合う発言をしており、試合も互いの技を知り尽くした一進一退の攻防。ボストンクラブ、パワーボム、ツームストンパイルドライバーの応酬が繰り広げられた末、最後は辻がジーンブラスターからのボストンクラブでゲイブからギブアップ勝利を収めた。
試合後、両者は座礼と握手を交わしたが、直後にBC WAR DOGSのメンバーがリングイン。緊張が走る中、デビッド・フィンレーと辻陽太が握手を交わし、無所属のメンバーとBC WAR DOGSも共闘を示唆する行動を見せ、両国を騒然とさせた。
バックステージで辻は、BC WAR DOGSとの協力関係を示唆しつつ、来年1月4日に引退を控える棚橋弘至に対し、「これが俺がアンタにできる俺なりの恩返しの形だ。やろうぜ、IWGP」と次期IWGP GLOBALヘビー級王座の挑戦者として指名。
またフィンレーは「俺たちの仲間が手を組めば、他のヤツらが確実に滅びることになる」と、この電撃合体が新日本マットの勢力図を塗り替える可能性を示唆した。
記事/まるスポ編集部
ページ: 1 2