
東京女子プロレスが9月7日、東京・北沢タウンホールで「TJPW Autumn Victory in KITAZAWA」(夜の部)を開催した。まなせゆうな&凍雅がコンビ初戦を白星で発進し、プリンセスタッグ王座(現王者は享楽共鳴=中島翔子&ハイパーミサヲ)への挑戦をアピールした。
まなせと凍雅は8・23後楽園で一騎打ちを行い、まなせがタッグ結成を呼び掛けて、凍雅が呼応。今大会でチームとして始動し、山下実優&キラ・サマーと激突した。

まなせ組はダブルのショルダータックルをキラに決めるなど連係も上々。まなせと山下がエルボーのラリー。山下がまなせにラリアットを叩き込めば、まなせも同じ技で返した。まなせがキラを担ぎ上げると、「私ごと殴れ!」と叫んだ。凍雅がまなせにエルボーを繰り出すと、バックフリップのような形でキラをマットに叩きつけた。最後は凍雅がロックボトムをキラに決めて3カウントを奪った。
バックステージで凍雅は「私から一つ提案があります。この勢いのまま、私たち2人でタッグのベルトに挑戦しませんか?というか挑戦します!」と挑戦表明。まなせは「もう決めたんだな!すごいうれしい!後楽園のときに私が無理やり誘っちゃったみたいなのもあって大丈夫かな?って。今日一緒に戦ってても思ったし、東京女子でタッグのベルト獲れなかったの。ずっと獲りたかったベルトなの。だから凍雅と挑戦できたらうれしいなって。そうしたら凍雅がそれを言ってくれたからうれしい!この気合いをベルトにぶつけたいって私は思った。私にもぶつけていいし、ベルトにもぶつけていこう」と応じた。
まなせは2017年3月から、2020年7月までレギュラー参戦していたが、プリンセスタッグ王座を獲得することはなかった。時は流れ、東京女子にスポット参戦するようになったまなせは凍雅とのコンビでベルト獲りを目指していく。
【大会名】TJPW Autumn Victory in KITAZAWA
【日時】2025年9月7日(日)=夜の部
【会場】東京・北沢タウンホール
【観衆】222人(満員)
▼第1試合 15分1本勝負
○HIMAWARI vs 小夏れん●
7分50秒 逆片エビ固め
▼第2試合 20分1本勝負
愛野ユキ&○らく&原宿ぽむ vs 桐生真弥&鳥喰かや&芦田美歩●
8分58秒 片エビ固め
※ドクターイエロー
▼第3試合 15分1本勝負
○荒井優希 vs 七瀬千花●
6分48秒 サソリ固め
▼第4試合 15分1本勝負
○辰巳リカ vs 高見汐珠●
10分11秒 ドラゴンスリーパー
▼第5試合 20分1本勝負
鈴芽&○遠藤有栖 vs 風城ハル&鈴木志乃●
9分44秒 片エビ固め
※什の掟
▼セミファイナル 20分1本勝負
まなせゆうな&○凍雅 vs 山下実優&キラ・サマー●
10分9秒 片エビ固め
※ロックボトム
▼メインイベント 20分1本勝負
瑞希&中島翔子&○ハイパーミサヲ vs 渡辺未詩&上福ゆき&上原わかな●
17分11秒 チキンウイング・フェースロック
記事/まるスポ編集部
写真提供/東京女子プロレス