巨人・岡本和真が3ヶ月ぶりの実戦復帰 二軍戦で早速先制二塁打を放ち、待望の一軍復帰へ前進

巨人の岡本が二軍戦に出場した(写真はイメージ)

巨人・岡本和真内野手が3日、イースタン・リーグのロッテ戦で実戦復帰を果たした。

阪神戦で負傷の巨人・岡本和真は靭帯損傷だった。前半戦復帰は絶望で、松井秀喜さんも「代わりがいない選手」と心配も

ジャイアンツタウンスタジアムで行われたこの試合に「4番・DH」で先発出場すると、初回に2死二塁で回ってきた第1打席でロッテの先発・西野勇士から先制二塁打を放ち、塁上で両手を挙げて喜びを表した。

巨人不動の4番がついにグラウンドへと帰ってきた。5月6日の阪神戦(東京ドーム)で、一塁を守っていた際に打者走者の中野拓夢と交錯し、「左肘靭帯損傷」の重傷を負っていた。

そこからリハビリを重ね、復帰に向けて着実に歩みを進めた。7月下旬に打撃練習を再開し、2日のDeNA戦(東京ドーム)の試合前練習にも参加。39スイングで11本の柵越えを放つなど、順調な回復ぶりを見せていた。

一軍復帰に向けては二軍戦で20打席ほど立ってからの予定で、次回は横須賀でのDeNA戦になる見込み。ここでは、日本球界に復帰した藤浪晋太郎が登板する可能性もある。

復帰前までは打率.308・8本塁打・25打点と3部門全てでリーグ5位以内に入っていた岡本。

指揮官そして松井秀喜さんも「代わりがいない存在」と評する4番離脱後は、かねてから悩まされていた得点力不足に拍車がかかる事態に。

チーム打率は首位阪神と2厘差の.242(リーグ2位)ながら得点はリーグ4位の278と、投手陣が奮闘しても勝利に結びつかない展開が多々見られていた。

指定席の4番も吉川、キャベッジ、大城卓、丸、坂本、増田陸の6人が務めるなど固定できない状態となり、歴代4番打者も第92代(吉川)から95代(増田陸)まで一気に増えていた。

現在阪神とは12ゲーム差、リーグ2位ながら借金2と苦しい戦いが続いている巨人。頼みの主砲の復帰で、巻き返しと行きたいところである。

記事/まるスポ編集部

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