【DDTプロレス イルシオン】中学の授業で夢を聞かれ、「とりあえず『プロレスラー』って言おう」と。そしたら本当になりたくなりました(前編)

DDT10代プロジェクト「DDTeeeen!!」でデビューしたイルシオン(スペイン語で「幻影・幻覚・錯覚」という意味)。2021年8月21日に神奈川・富士通スタジアム川崎のビッグマッチで華々しくデビューを飾った。その彼も21歳を迎え、大学4年生に。過去、現在、そして未来をどのように考えているのか?幻想的なマスクの下に隠された想いに迫る。

――プロレスに興味を持ったのはいつですか。

イルシオン:小学5年生の時、友達に「夜中にプロレスやっているから録画して観なよ」って言われて。それがワールドプロレスリング。新日本プロレスの棚橋弘至さんと中邑真輔さんの試合を観たのが興味を持ったキッカケです。

それは、2014.2.9広島で行われたIWGPインターコンチネンタル選手権試合、王者・棚橋vs挑戦者・中邑戦。まだ子供だったので、「棚橋さん、かっこいいな」って。そこからプロレスにどっぷりハマりました。

同年3月に行われたニュージャパンカップ決勝戦で、中邑さんがバッドラック・ファレに勝利し優勝。そこから中邑さんを好きになりました。

――その当時、イルシオン選手は何かスポーツはしていましたか?

イルシオン:してなかったです。むしろ結構、太っていたんです。

――今の姿からは想像できないですね。中学、高校でスポーツは?

イルシオン:中学校でバレーボール部に入部。このバレーボール部の鬼コーチにしごかれました。おかげで見た目が、だいぶスッキリしました(笑)。

――高校の時もバレーボールですか?

イルシオン:バレーボールではなく、社会人の中に混ざり3年間アマチュアプロレスをやっていました。

ーープロレスラーになろうと思ったのは、いつ頃ですか?

イルシオン:中学の英語の授業で、「将来の夢を英語で話しましょう」というのがありました。「やばいな、夢がない…とりあえず『プロレスラー』って言おう」と。そしたら本当にレスラーになりたくなりました(笑)。

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