

――今回、NEXTで笹村選手に勝利し、12月24日カルッツ川崎にて開催の「CARNIVAL WAVE~CHRISTMAS DELUXE~」でRegina di WAVE王者のVENY 選手に挑戦します。7月に行われた「CATCH THE WAVE 2023」トーナメント準決勝でVENY(当時は朱崇花)選手に敗れ決勝進出を逃しました。ある意味、雪辱戦になると思うのですが、この戦いに向けてはどうでしょうか。
宮崎:そうですね、VENYとのシングルマッチはずっとやりたかったし、また戦いたいといつも思っています。
やっと対戦したのが7.17後楽園大会。VENYは鋭い攻撃が多く、一発クリーンヒットするとダメージが大きい。
彼女の天才的な身体能力やプロレスのセンスは憧れます。「怖いものって存在するのかな?」というくらい尊敬する。
そのVENYがレジーナのベルトを持っているからこそ、私はその前に立ちたかった。
――前回、宮崎選手に取材した際に、「ベルトがなくても素晴らしい選手がたくさんいる。私がベルトに挑戦する時は何か大きな理由が必要です」とおっしゃっていました。しかし12.1新宿FACEでは「そろそろベルトを獲ってもいいと思います」とコメントされていましたが、ベルトに対しての考えに変化があったのでしょうか。
宮崎:根本的な私の考えは変わっていないです。ベルトを持っていれば誰が見ても王者だと分かりやすいですが、ベルトを持つ持たないに関係なく凄い選手はいますからね。
今のWAVEの状況を考えて、「WAVEにベルトを戻すなら私しかいないでしょ」っていう考えがあってのことです。
AEWを主戦場にしている志田光がレジーナ王座を獲って海外へ流出したベルトが日本に戻ってきてよかったけど、今年は人が抜けたり嫌なことがあったりもしました。
でも、やっぱり最後はハッピーエンドで終わりたい。WAVEのハッピーエンドってなんだろうって考えたら、それは私がベルトを巻くこと。