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【野球 杉本忠】甲子園・都市対抗野球準優勝ピッチャー、次世代に繋げたい想い(2)

――シダックスには何年くらい在籍したのですか?

杉本:僕は30歳で引退しているので5年半です。27歳の頃、チームの状況が変化し中継ぎや抑えの枠が空きました。ただ、僕はシダックス移籍1,2年目にバカスカ打たれたので精神的にやられていました(苦笑)。3年目で元巨人の髙橋一三さんに出会いました。

――アニメ「巨人の星」の星飛雄馬のピッチングフォームのモデルとなった選手ですよね。

杉本:そこで髙橋さんにアドバイスを受け、サイドスローからアンダースローにフォームを改善しました。するとフォームに力みがなくなり、ボールをコントロールしやすくなりました。バッターからすると、「見え難く、タイミングが取りづらく」なりました。

 そしてフォームが変わったあとに、野村克也さんに出会いました。当時、阪神の監督を辞任しプロ野球界とは一線を置いた形でした。そんな時、野村さんと長年付き合いがあったシダックスの志太勤会長(当時・現最高顧問)が、アドバイザーとして野村さんを招聘しました。1年経て、2002年よりGM兼監督になりました。

 僕がシダックスで活動した5年半のうち、アドバイザー期間も含め3年間野村さんから指導を受けました。フォームに関しては髙橋一三さん、そして投手としての心構え・考え方等を野村監督に教わりました。これが僕の野球人生の中でのターニングポイントですね。

(3)に続く

<プロフィール>
杉本忠:1975年生まれ千葉県出身。父と兄の影響で小学生から野球を始める。その後、拓大紅陵に進学。高校3年で甲子園に出場し準優勝。大学卒業後、ヨークベニマルで活躍。だが野球部廃部に伴い、シダックスに移籍。野村克也氏より指導を受ける。現在、袖ヶ浦シニア等でコーチとして後進の育成に携わる。

取材・文/大楽聡詞

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