【全日本プロレス ヨシ・タツ】ヨシタツキングダムは活動休止中。礼夢がタッグパートナーに指名してくれたのは嬉しい

9.18 DDT名古屋大会、大仁田厚&ヨシ・タツ組はアジアタッグ王座6度目の防衛をかけ、秋山準、鈴木鼓太郎組と対戦。2014年以来となるDDTマットでのアジアタッグ戦は秋山・鼓太郎組が奪取!

流出したベルトを奪回すべく、10.7DDT三条大会で大森隆男と王座に挑戦したヨシ・タツ。だが奪回に失敗、今後タイトルはどうなるのか?

――10.7DDT三条大会、アジアタッグ王者の秋山準&鈴木鼓太郎組に挑戦しました。秋山選手はいかがでしたか?

ヨシ・タツ:「全く衰えてない」と感じました。秋山さんの全日本最後の試合が2020年8月。直接肌を合わせたのは4年ぶりくらいかな。身体もコンディションも、あの時のままでしたね。

――ジャイアント馬場さんの故郷・三条市、アジアタッグを取り戻したかったですね。

ヨシ・タツ:DDTとはいえ、場所が三条。流出したアジアタッグのベルトを取り戻すには、これ以上ないシチュエーション。それでベルトを奪回できなかったのは、本当に悔しいですね。

――最近、DDTとの対抗戦が続いていますが、ヨシ・タツ選手とDDTの男色ディーノ選手は共にデビューが2002年、1977年生まれで同級生です。ご存知でしたか?

ヨシ・タツ:俺も先日初めて知ったんですよ。年齢もキャリアも上だと思っていたら、男色さんが2002年5月デビュー、俺が同年10月デビューでした。

9.6長岡大会、シングルでぶつかったスーパーササダンゴマシンさんも同級生。WWEのジョン・シナとブロック・レスラーとアルベルト・デル・リオ(アルベルト・ロドリゲス)、そしてシャイマスも同級生、俺以外みんなWWE王座になりましたね(笑)。

――10.22HEAT-UP新百合ヶ丘大会、今井礼夢選手と組んで岩本煌史&石田慎也組の持つHEAT-UPユニバーサルタッグに挑戦されますね。

ヨシ・タツ:「ヨシタツキングダム」のメンバーであった礼夢がパートナーとして指名してくれました。

――「ヨシタツキングダム」はなくなったのでしょうか?

ヨシ・タツ:完全に解散宣言はしていませんが、一回終わりました。活動中止です。その状況で礼夢が声をかけてくれたのは嬉しいですね。対戦相手は、最近全日本に参戦している岩本煌史くん。岩本くんは、2021年12月、一度プロレスを離れましたが、今年の9.8代々木大会で約2年ぶりの全日本参戦を果たしました。

元々、彼は動きにキレがある。その動きが全く変わってない。ずっと練習していたんでしょうね。トレーニングの成果が見て取れます。

その岩本くんとタッグを組んでいるのが石田慎也くん。石田くんは、「柳ヶ瀬プロレス」に参戦する選手。俺の出身は岐阜なので、岐阜の柳ケ瀬商店街のリング常設型スポーツバーで開催する「柳ケ瀬プロレス」の大会に何度か足を運んだこともあるんです。

そこで「良い動きをするな」と思って注目していたのが石田くん。10月22日、彼が持つHEAT-UPユニバーサルタッグ王座に挑戦する日が来るなんて感慨深いものがあります。

――プロレスはどこかで繋がっていますね。

ヨシ・タツ:本当にそうですね。岩本くんとの対戦も楽しみですよ。何度か、ジェイク・リー&岩本組と戦った記憶があります。

――流出したアジアタッグベルトの防衛戦が、DDTで行われます。

ヨシ・タツ:俺が大仁田さんと保持していたベルトを、秋山準&鈴木鼓太郎組に取られてしまった。そのベルトの防衛戦が他団体で行われている。屈辱ですね。

10.7三条で大森隆男さんと組んで、ベルトを取り戻せなかったので一旦仕切り直そうと。まだ諦めたわけではない。状況を見て挑戦者として名乗りを上げたいと考えています。

<インフォメーション>
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全日本プロレスの詳細は全日本プロレス公式サイトをご覧ください。

ヨシ·タツ  X(旧Twitter)
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取材·文/まるスポ編集部
写真提供/全日本プロレス

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