9.24後楽園スペシャルタッグマッチ～DDT vs AJPW

大会名：Who’s Gonna TOP？ 2023
日時：2023年9月24日(日)　開場10:30　開始11:30
会場：東京・後楽園ホール

大会名「Who’s Gonna TOP？（トップになるのは誰だ？）」の名の通り、9月24日後楽園ホールは熱い闘いが目白押し！メインイベントはKO-D無差別級選手権試合。第81代王者クリス・ブルックスに立ち向かう挑戦者は赤井沙希。11月に引退を控える赤井の最初で最後の王座挑戦となるかもしれない。

「絶対的な存在」へ！青柳亮生、自ら提唱のJr.リーグ戦で全日ジュニアの頂点を目指す！

DDT UNIVERSAL選手権試合では挑戦者に名乗り出た伊藤麻希を相手に、第11代王者のマット・カルドナ with ステフ・デ・ランダーが初防衛戦に臨む。そのほかにも見どころ満載、全8試合が行われる。

今回、まるスポで取材した小嶋斗偉選手が出場するカード DDTと全日本プロレスの全面対抗戦上野勇希＆小嶋斗偉vs青柳亮生＆田村男児のスペシャルタッグマッチに注目。

まずは、4人のプロフィールから。
上野勇希、1995年9月1日生まれ、大阪府出身。DDTプロレスリング所属。2016年10月17日デビュー。2022年D王グランプリでは優勝。KO-Dタッグ王座、DDT UNIVERSAL王座など数々のタイトルを獲得した経歴を持つ。ユニット「The37KAMIINA」のシャワー担当。テレビやラジオなどのメディアにも出演し幅広く活躍している。

小嶋斗偉、1999年12月8日生まれ、埼玉県出身。DDTプロレスリング所属。2020年12月27日デビュー。第8代KO-D10人タッグ王座のタイトル保持者。ユニット「The37KAMIINA」の薪担当。電流爆破デスマッチにも参戦し、その活躍にも注目を集めている。

青柳亮生、1999年12月7日生まれ、長野県出身。全日本プロレス所属。2019年1月2日デビュー。実兄の青柳優馬も同じく全日本プロレスに所属。2度の世界ジュニアヘビー級王座戴冠の経験を持つ。2022年のJr. BATTLE OF GLORYでは優勝。今年6月には新設された天龍プロジェクト認定UNタッグ王座の初代王者に輝いた。

田村男児、1999年6月14日生まれ、茨城県出身。全日本プロレス所属。2019年1月2日後楽園大会で青柳亮生と組みタッグ戦でデビュー。2020年7月第5回あすなろ杯争奪リーグ戦にて全勝優勝を果たし、同年12月のJr. BATTLE OF GLORYでも優勝。2022年9月にはアジアタッグ王座を戴冠。今年7月に行われた天龍プロジェクト認定UNタッグ王座では第2代王者の栄冠を手にした。

9月10日池袋大会開始前に公開記者会見が開かれた。9.24後楽園大会に全日本プロレスの前世界ジュニアヘビー級王者の青柳亮生と田村男児の参戦が決まり、上野勇希＆小嶋斗偉（The37KAMIINA）との全面対抗戦に臨むことが発表された。

KO-D6人タッグ王者組のEruption（坂口征夫＆赤井沙希＆岡谷英樹）が全日本8.27名古屋大会で全日本プロレスTV認定6人タッグを初戴冠し、9.3 長岡大会で両王座の防衛に成功。9.8代々木大会では秋山準＆高木三四郎＆岡田佑介組が全日本マットに参戦し勝利を飾った。今回9.24後楽園大会では、新世代による対抗戦となる。

会見にスーツ姿で現れた青柳亮生は、「今、全日本プロレスとDDTは非常に良好な関係でございます。そこでDDTの選手と闘いたいと思い、ここにやってきました。対戦カードを知らずに、ここに来ましたが、2人いた闘いたい選手のうちの一人、上野勇希選手がいて、非常に楽しみでございます。よろしくお願いいたします」と意欲を見せた。

上野は全日本の選手と絡んだ経験を思い返し、「去年の年越しプロレスで、青柳優馬さん（亮生の兄）と組んで、トーナメントで優勝しまして。そのチームがすごい楽しかった」と振り返った。そして、「亮生さん、田村さんと試合できる。僕たちが交わったら、爆発するのか色が変わるのか、もしかしたら交われないのか、試合してどんな化学反応が起きるのか、楽しみにしてます。今、早速注入された小嶋さんがどうなるかも楽しみです」と意気込みを語った。

亮生のコメントを聞いて、「僕のことは知らないということですよね？」という小嶋の問いかけに対し、亮生は「存じ上げません」と返答。

すると、小嶋は「いつもThe37KAMIINA、上野さん、MAOさんって。もう悔しいし、腹立つ」と感情を露わに。「僕の名前はThe37KAMIINAの薪担当、小嶋斗偉です。この試合で熱くするのは俺だ！」と声を張ってアピールした。

しかし、亮生の反応は冷ややかで「先ほど薪が言った通り、The37KAMIINA、上野勇希とMAO。薪に興味ありません」と愛想のない発言に小嶋は寂しそうだった。

この公開記者会見後に、亮生は「よくわからない、と言いつつも、それに興味を持ってしまっている自分がいます」とThe37KAMIINAについて調べているようだ。田村は、「『キラー田村』を出すような感じではなくて、同世代との闘いを楽しみたいと思います」と話した。

小嶋も、亮生の「存じ上げません」発言を気にすることなく「僕が一番盛り上げて熱くしたい！」と意気込んでいる。

■対戦カード
○ダークマッチ　15分一本勝負
岡田佑介＆高鹿佑也　vs　須見和馬＆瑠希也
※ダークマッチは11:15頃開始予定。

○オープニングマッチ　30分一本勝負
佐々木大輔＆KANON＆MJポー　vs　岡谷英樹＆夢虹＆正田壮史
○第二試合　フェロモンズファイナルカウントダウン in 後楽園～3WAYタッグマッチ　30分一本勝負
飯野“セクシー”雄貴＆男色“ダンディ”ディーノ　vs　平田一喜＆土井成樹　vs　彰人＆アントーニオ本多
○第三試合　30分一本勝負
遠藤哲哉＆秋山準＆樋口和貞＆納谷幸男　vs　火野裕士＆大石真翔＆HARASHIMA＆坂口征夫
○第四試合　スペシャルタッグマッチ～DDT vs AJPW　30分一本勝負
上野勇希＆小嶋斗偉　vs　青柳亮生＆田村男児
○第五試合　DDT UNIVERSAL選手権試合　60分一本勝負
＜王者＞マット・カルドナ with ステフ・デ・ランダー　vs　伊藤麻希＜挑戦者＞
※第11代王者の初防衛戦。
○セミファイナル　スペシャルシングルマッチ　30分一本勝負
KONOSUKE TAKESHITA　vs　MAO
○メインイベント　KO-D無差別級選手権試合　60分一本勝負
＜王者＞クリス・ブルックス　vs　赤井沙希＜挑戦者＞
※第81代王者2度目の防衛戦。