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巨人・井上温大、4勝から初の10勝へ 防御率と投球回に表れた左腕の成長
巨人のCS初戦を担う井上温大が、今季自身初の2桁勝利を挙げた。23試合で10勝8敗、防御率2.02。昨季の4勝8敗、防御率3.70から、勝利数だけでなく投球内容を示す数字も変化した。
井上は前橋商から2019年のドラフト4位で巨人に入団。2022年に一軍で7試合に登板して初勝利を挙げたが、翌2023年は4試合で0勝1敗、防御率10.95だった。
成績を大きく伸ばしたのが2024年だ。25試合に登板し、8勝5敗、防御率2.76。投球回は初めて100回を超える101回となり、99奪三振を記録した。しかし、昨季は107回を投げながら4勝8敗。防御率も3.70となり、前年を上回る勝利数には届かなかった。
そこから今季は投球回を147回まで伸ばした。登板数は昨季より3試合増え、投球回は40回増加。一方、被安打は115本から114本、被本塁打は15本から9本へ減った。
より多くのイニングを投げながら、許した安打と本塁打は減少。自責点も44から33となり、防御率の改善につながった。単に勝ち星が増えただけではなく、失点を抑えながら投球回を積み重ねたことが分かる。
奪三振も100から146へ増加した。ただし、四球は19から30へ増えており、すべての数字が改善したわけではない。それでも、投球回、勝利数、奪三振はいずれも自身最多。今季は初めて完投も記録した。
一軍初勝利から4年。8勝を挙げた翌年の足踏みを経て、井上は初の10勝に届いた。CS初戦に臨む左腕の今季を振り返ると、その成長は勝利数だけでなく、投げたイニングと失点の数字にも表れている。
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