伊藤大海が操る多彩な変化球とは(写真はイメージ)
日本ハム・伊藤大海が、西武・黒田哲史コーチの動きについて「球種とリンクしているように感じる部分があった」と説明した今回の騒動。伊藤が投球フォームのクセを見抜かれたと認めたわけではないが、改めて注目されるのが、その多彩な球種だ。
伊藤は駒大苫小牧高から駒澤大学を経て苫小牧駒澤大学へ進み、2020年のドラフト1位で日本ハムから指名された。2021年にプロ入りすると、先発ローテーションの一角として活躍してきた。
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投球の大きな特徴は、直球に加えて多くの変化球を使い分ける点にある。切れ味鋭いスライダーをはじめ、スプリット、カットボール、カーブなどを操り、極端に球速を落としたスローボールを投じることもある。パ・リーグの公式メディアは、2023年以降の3シーズンに伊藤が計10種類の球種を投げたと分析している。
また、投球の完成度を高めるため、フォームの改良にも取り組んできた。2024年にはダルビッシュ有のフォームを参考に新たな要素を取り入れ、2026年にもフォームを微修正しながら投球を続けている。
ただし、こうしたフォーム改良と今回の球種伝達への疑念を直接結びつける根拠はない。今回、伊藤が問題視したのは、あくまで黒田コーチの動きと自身の球種が偶然重なっているように感じたことだった。
複数の球種を駆使して打者と駆け引きする伊藤にとって、次の一球を推測させるような動きは、たとえ意図が確認されていなくても看過できなかったのかもしれない。
記事/まるスポ編集部
