G1初参戦で初勝利を挙げたYuto-Ice
11日(日本時間12日)、新日本プロレス真夏の祭典『G1 CLIMAX 36』が米国・シカゴで開幕した。Aブロック公式戦では、G1初出場のYuto-Iceがグレート-O-カーンを破り、記念すべき初戦を白星で飾った。
Iceはヒップホップ調の新しい入場曲に合わせて体を揺らしながら登場。“プロレスハイ”全開でリングインすると、シカゴの観客の心をつかんだ。
試合は開始前から火花が散った。至近距離で両者がにらみ合うと、オーカーンが場外戦へ持ち込み、一気に荒れ模様となる。イスで容赦なくIceの背中を殴打し、客席のイスを奪ってセットすると、頭部を固定したまま”ホームラン”のようにイスをフルスイングする暴挙。リングに戻ってもモンゴリアンチョップや顔面へのツバ吐き、噛み付きまで繰り出し、場内には大ブーイングが響いた。

それでもIceは意地を見せ、鋭い蹴りで反撃すると、串刺しニーや打撃の連打で徐々に流れを引き寄せる。終盤にはオーカーンがレフェリーの死角を突いた急所攻撃からアイアンクローで何度も後頭部を叩きつけ、勝負を決めにかかる。しかし、絶体絶命の場面でIceはカウンターのヒザ蹴りを炸裂。最後は必殺のCruellaを豪快に決め、G1デビュー戦を白星で飾った。
バックステージでIceは「どう思った?シカゴ。プロレスハイだったか? 日本のヤツら見とったか? ここアメリカでもよ、プロレスハイが求められとるぞ。俺という存在がカネになるんだ」と興奮冷めやらぬ様子で語った。
その言葉どおり、シカゴの観客をも熱狂の渦へ巻き込んだIceは、G1初戦で世界へ強烈な存在感を示した。
