二軍戦の直近2試合で9失点と不調が続く有原航平(写真はイメージ)
2年連続でタイトルに輝いている男が、未だ光明を見出せないでいる。日本ハムの有原航平は6月16日と24日にファームで先発するも、いずれも5回を投げてそれぞれ4失点・5失点と崩れた。
最後に一軍で登板したのは5月30日の巨人戦(エスコンF)だった。ファームでの調整から復帰したこの試合、初回から先制を許すと2回には2者連続被弾。3回にも追加点を失い、完全に相手に主導権を渡してしまった。
4回からは立ち直り、最終的には7回を投げたものの、4失点で敗戦投手となり即日二軍降格を言い渡されていた。
6月9日の登板では5回無失点だったが、上述の直近2試合で計9失点とファームでもKOが続いている。
ソフトバンクに在籍した3年間でいずれも2桁勝利を挙げ、昨年・一昨年とチームメートでもある伊藤大海と共に最多勝を分け合っている有原。
ソフトバンクが日本一を決めた後に自由契約を選び、ドラフトで自らを引き当てた日本ハムへの復帰を決断。伊藤との“最多勝コンビ”で評論家陣からは優勝候補の筆頭と目されていた。
しかし、蓋を開けてみると誤算の連続に。初登板は開幕3戦目のソフトバンク戦。昨年までに在籍した相手に対して6回7失点を喫すると。その後も序盤に大量失点を重ね、4月26日のオリックス戦では3回途中8失点でKO。
4月の月間防御率は8.44と、昨年までの面影なく登録抹消となっていた。
新庄監督も「彼にやってもらわないと優勝はない」と期待をする一方で、現実として一軍に復帰するには不安が残っているのが現状。
NPB通算100勝まであと2勝に迫るベテラン右腕。だが今の焦点は節目ではなく、“勝てる投手”を取り戻せるかどうか。ファンの不安は、登板を重ねるごとに大きくなっている。
記事/まるスポ編集部
