絶対的守護神・松山がまさかの炎上となった(写真はイメージ)
中日が接戦を落とし、再び単独最下位に転落した。2点リードの9回に守護神の松山晋也が登板するも2/3回を4失点と炎上。
昨季の覇者・阪神への勝利、また連勝をも逃す結果となった。
井上一樹監督2年目のシーズンは46年ぶりとなる開幕5連敗を喫し、12球団で最も遅い白星となっていた。さらに追い討ちをかけるように3日のヤクルト戦(神宮)では岡林勇希が右太もも裏の肉離れで戦線離脱を強いられていた。
松山も左脇腹の筋損傷を負っていたが復帰し、今季登板2試合目は本拠地初マウンドとなっていた。
昨季セ・リーグタイ記録となる46セーブを挙げ、失敗はわずか1度と抜群の安定感を誇った右腕だったが、開幕からの悪い流れを止めることはできなかった。
この試合は中日が主導権を握る形で進んだ。2回に先制すると、3回にも追加点。序盤から試合を優位に進め、先発・柳裕也も要所を締める投球でリードを守っていく。相手打線に決定打を許さず、試合は中日のペースで進んだ。
それでも、この日の試合を分けたのが2点リードで迎えた9回表だった。
4番・佐藤に右翼線二塁打を浴びると、続く大山に中前打を許して1点差。その後も2アウト1・3塁のピンチを招くと、代打・前川に右翼線二塁打を浴びた。
その際右翼手の尾田が打球処理にもたつく間に一塁走者も生還し、ついに逆転を許す。1番に戻り近本に適時二塁打を浴びたところで井上監督は交代を決断した。
打線は9安打と機能し、試合の主導権も握っていた。それでも勝ち切れない。開幕からの連敗が示す通り、内容と結果が結びつかない状況が続いている。
今季の中日は高い評価を受けていた。多くの評論家が順位で2位もしくは3位でCS進出を予想するなど、ポジティブな要素が多く挙げられていた。
評論家たちが開幕前に描き、ファンも6年ぶりのAクラス・14年ぶりのCS進出に向けて期待する上位争いのシナリオ。それを現実のものにできるかどうかは、こうした接戦を取り切れるかにかかっている。
開幕から連敗を重ね、終盤の1イニングを落とす。これらが今の中日を映し出している。
記事/まるスポ編集部
