【DDTプロレス 高梨将弘】闘龍門という団体で自分は埋もれてしまう…(第1回)

――学生時代、スポーツ経験がなかった高梨選手がプロレスラーになろうと思ったキッカケは何ですか?

高梨:部活はやっていなくても、ミスター髙橋さんの「プロレスラーになる方法」等、レスラーになるための練習方法が書いてある本を読んで「レスラーってこんなトレーニングをしているんだ〜」と思いながら鍛えていました。もちろんレスラーになる気はなかったです(苦笑)。

ただ高校2年生の時、闘龍門が日本に逆上陸して「闘龍門ジャパン」ができました。そしてプロレスラー養成学校を作り、応募要項に「身長・体重の制限なし」とありました。

高校卒業後の進路を「実家の土建屋にお世話になろうかな〜」と漠然と考えていた時に届いた情報です。あの頃、新日本プロレスや全日本プロレスは身長制限が180cm以上でしたが、インディー団体の選手は180cm以下の選手が増え始めていました。

「これは自分もレスラーになれるのではないか」と思いましたね。そこで高校3年の時、闘龍門のプロレスラー養成学校に応募したんです。

入団テストは1,2月の寒い時期、場所は後楽園ホール。高校にウエイトトレーニングの機材が揃っていたので、それを使って身体作りをしてから闘龍門の入団テストに向かいました。「プロレスラー養成学校」なので身体測定があると思ったら面談のみで戸惑いましたけど(苦笑)。

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